月別アーカイブ: 12月, 2008

Black Friday

09 12月
2008年12月9日

アメリカでは、サンクスギビング(感謝祭)翌日の金曜日はブラック・フライデーと呼ばれ、アメリカ全土で壮絶なショッピング・バトルの火蓋が切られる日として知られている。1年に1度の大バーゲンの為、大手ショッピングモールでは夜の12時からオープンするというお店も多い。またバーゲン品を手に入れようと、凍えるような寒さの中、オープン前から殺到するお客も多数。電化製品店なども、この日限りの目玉商品などがあったりするため店の周りをぐるりと一周するほどの行列ができる。今年のニューヨークのブラック・フライデーでは、殺到したお客に押され店員が圧死するという事故まで起きたほどだ。

さて、ニューヨークのアウトレットならここ、というほど人気のWoodbury Common Preminum Outletもブラック・フライデーには見逃せない場所なのである。人気ブランドが200店舗以上入ったこのアウトレット、通常でもかなりお得な値段で買い物ができるが、ブラックフライデーであればただでさえディスカウントされた値段に加えてさらに30%OFF、40%OFFという大幅な割引で買い物ができるのである。

当然、店の前には行列ができるわけで・・・こちらはCOACHのお店の前。

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コーチはこの日、午前10時までにレジで買い物を済ませれば合計金額から更に10%オフというすごいサービスをやっていた。私は30%オフのアクセサリー類を購入したのだが、それに加えて10%オフになったので、実際は一番安くなった値札の40%オフで購入できたということである。

アウトレットはこの日とばかりに買いあさる買い物客でいっぱいだ。

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今年は不景気というけれど、これだけの買い物客を見ると本当に不景気なんだろうか・・・と不思議に思う。とはいえ、不景気だからこそバーゲンを上手に利用するというのもうなずける。これからクリスマスにかけて、1年の中で最も活気づくシーズンの到来であるが、人々の購買意欲で景気も活性化できないかな・・・

Norman Rockwell Museum

09 12月
2008年12月9日

私がニューヨークに引っ越してきてから、かねてより行ってみたかった美術館がある。と、言っても、残念ながらそれはニューヨーク州にはなく、お隣のお隣、マサチューセッツ州にある美術館のことなのだが。マサチューセッツ州ってどこ?と、あまり馴染みがない人もいるかもしれないが、ボストンがある州、といえばみんなああ、と思うのではないだろうか。ボストン・レッドソックス効果もあってか、ボストンという街の名がでると急に親しみが沸くようだ。

さて、ニューヨークには美術館は数多くあるけれど、私が州を越してでもどうしても行ってみたかった美術館、それがノーマン・ロックウェル美術館だ。私は高校生の時からノーマン・ロックウェルの大ファンで、カレンダーなどもほぼ毎年ノーマン・ロックウェルを好んで選んでいた。ユーモラスにアメリカ市民の生活を描いた絵はどれもひとつひとつ深みがあり、見ていてほのぼのとした気分にさせてくれる。今回、日本から友人が訪ねてきたことをきっかけに、ドライブ気分でノーマン・ロックウェル美術館まで足を運ぶことにしたのである。

マンハッタンからノーマン・ロックウェル美術館があるマサチューセッツ州のStockbridgeという街までは車で3時間弱。ニューヨーク州のお隣、コネチカット州の途中からフリーウェイを降り、国道のような道をひたすら北上したところに美術館はある。アメリカというのは本当に巨大な国だからか、基本的に田舎のエリアの方が圧倒的に多いというか、ちょっと都心から離れるだけで本当に何もない田舎の町になる。それはそれで、古きよき雰囲気が残っているので私は好きなのだが。このStockbridgeという小さな町も、NY出身のノーマン・ロックウェルがこよなく愛し、骨を埋めた場所なのだから。

遠路はるばる、なんとか到着したノーマン・ロックウェル美術館。感動もひとしおだ。

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こちらが美術館の受付。

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残念ながらギャラリー内は撮影禁止の為、写真に収めることはできない。ゆったりとした空間に贅沢に飾られた作品ひとつひとつを心に刻み、目カメラに収めていくしかない。

個人的感想であるが、とにかく美術館は圧巻、の一言。ここにあるのはジグレーやリトグラフ、写真製版などではなく、ほとんどが大きなキャンバスに描かれた油絵のオリジナルそのもの。これまでに見たことのないロックウェルの絵も多数飾られている。これは本当にキャンバスに描かれた油絵なのかと信じられないほどのリアルなタッチ。まるで写真のような、細部に渡っての細かい描写に息を呑んだ。

Museum Shopでは、数々のノーマン・ロックウェルグッズが手に入る。カレンダーやポストカード、マグネットなど、ロックウェルファンにはたまらない。また、入口にはセルフ形式のコーヒースタンドもあるので、ベンチで一休みしながら休憩も可能だ。

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古きよきアメリカをユーモラスに、また時に社会問題を辛口に風刺したロックウェルの作品を、皆さんもぜひ見ていただきたい。

Norman Rockwell Museum
9 Glendale Road, Route 183
Stockbridge, Massachusetts 01262
413-298-4100

冬の装い

09 12月
2008年12月9日

11月半ばまで例年よりだいぶ温暖な冬であったニューヨークだが、ここ1週間でついに本格的な寒さが到来した。気温は0℃を切り、日が出ていてもだんだん顔が痛くなってくる寒さだ。もっとも、これは序の口で、これからどんどん寒くなっていくんだろうけど。

私はこれまで南カリフォルニア、アメリカ南部、広島といった温暖なエリアに長く住んでいたため、ニューヨーカーの冬のファッションがとても新鮮に見える。特に帽子を使ったファッションは見ていて楽しい。

ストリートベンダーより朝食を買う人々。私はこれまでパーカーのフードはただの飾りだと思っていたが、ニューヨークではみんなフードを当たり前のようにかぶっている。これまでは、ヒップホップ系の人がおしゃれでやってるのね、と思っていたけど、実際ここで冬を体験すると、これは実用品だとわかる。

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人間の身体の熱は頭から逃げていくらしい。確かに帽子をかぶったら寒さが全然違うので、その説も納得がいく。きっと首の部分も同様でマフラーとかが開発されたんだろうな。

駅から出て足早に職場へ向かう人々。冬のファッションも重装備だ。

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この寒さもあり、ストリートベンダーの商品ラインアップも耳あて付の帽子やら、パシュミナのマフラーなどをよく見かけるようになった。ずいぶん安いパシュミナだなぁ、という疑問はあるけど。

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サマータイムも11月頭で終わり、ぐっと日暮れが早くなってきた。これからサンクスギビング、クリスマスと、1年の中でも最も活気があり楽しいシーズンを迎えるニューヨークだが、仕事が終わって外に出るともう真っ暗。ホリデーシーズン到来の期待の反面、なんとなく寂しい感じがするなぁ、という哀愁も感じる今日この頃なのである。

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Canstruction

09 12月
2008年12月9日

1年を通してイベントを開催しているワールド・ファイナンシャル・センターにまたも不思議な物体が出没した。ロビーのあちこちにある不思議なオブジェに近づいてみると、なんと、これは全部缶詰でできている。そしてこれがまた、なかなかデザイン性に富んでいてユニークなものばかりなのだ。今回は、この缶詰で作られたアートをご紹介しよう。

いかにもアメリカ、という感じの、国旗デザインの気球。

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優雅な白鳥というところでしょうか。

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くちばしも、缶詰の色を使って表現。

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これは、スキーのジャンプ台・・・?!

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これは、ちょっとわかりにくいのですが、ミツバチと蜂の巣だそうです。
よーく見ると、確かに黄色いミツバチに見えます。

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こちらは、言わずと知れた、ジョーズかな。

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そして世界的人気を誇るスヌーピー。

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スヌーピーが寝ている屋根?も、野菜の缶詰で。向きもぴっちり揃っています。

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こちらは、ブルックリン・ブリッジかな?

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こちらも見事な、ピースサイン。

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ニューヨークといえば、ヤンキーズやメッツのある、スタジアムはつきもの。

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飢餓に対するストライキ・・・?

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と、ここで、このイベントは何らかのチャリティーなのかな、と気づいた私であるが、調べてみるとこれは全米で開催されているCanstructionというデザイン大会で、デザイナーやエンジニアが缶詰を使ったアートを競い合うというものらしい。そもそもこの活動は、Food Drive(学校や企業がスポンサーになって缶詰、パスタ、乾物などの保存食の寄付を募り、集められた食べ物を低所得の家庭やシェルターなどの施設に配給するという慈善活動)という助け合い運動からはじまったものだそうだ。集めた缶詰でなんとかプロモーションをしよう、というアイデアからはじまったとか。それにしても、この缶詰、透明の梱包テープで束ねているだけで、支えも何もなく立っているものばかり。何にしても、クリエイティブな人っているんだなぁ、と感心。

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