月別アーカイブ: 2月, 2010

キャビアで有名な「ペトロシアン」

19 2月
2010年2月19日

ニューヨークに来たばかりの頃、とても憧れたレストランがありました。
ヨーロッパの古い建築のような威厳ある建物で、その扉はなんとなく近づきがたいイメージがありました。

NY0202_0201

あれから、ニューヨークのトップレストランと呼ばれるあらゆるお店へ行きましたが、何故だかこの
「ペトロシアン」には、今まで行く機会がありませんでした。
新鋭カリスマシェフのお店がどんどん増え、こういった老舗の高級店の人気がどんどん衰えていった
というのも足が遠のいていた理由でしょうか。

重厚な扉を開けると、ガラスの中にザガット・サーベイのプレートが。さすがザガット上位常連店。

NY0202_0202

「ペトロシアン」はキャビアで有名なお店です。
実は、1920年にフランスでキャビアの店をオープンし、フランス人にキャビアを紹介したのが、
このペトロシアン兄弟。キャビアの歴史上では、知る人ぞ知る人達なのです。

ところで、ソビエトが崩壊した後、無秩序になったロシアでは、キャビア目当てのチョウザメの乱獲が
激増したため、その数が激減しました。そこで、2006年にワシントン条約により、カスピ海産の
キャビアの国際取引が禁止されたため、カスピ海産のキャビアが中々手に入らず、キャビアの価格は
高騰し、最近では色々な国がキャビアの養殖を始めています。
去年、私がロシアに行った時も、どこの商店にもレストランにもキャビアは置いておらず、オレンジ
色のイクラのみでした。

そんな状態ですので、「ペトロシアン」で出たキャビアは米国産。

私が選んだアペタイザーは、キャビアときゅうりのオープンサンド。
2枚のトーストの上にはそれぞれきゅうりとキャビアが乗っており、その上にCreme Fraicheという
乳酸菌で発酵させた生クリームがかかっています。

NY0202_0203

思ったより量が多く、下のトーストを全部食べてしまうとそれだけでお腹がいっぱいになりそうです。

メインには、シーバスに似た魚のグリル。

NY0202_0204

これは、皮をパリッ非常に上手く焼いてあって、大変おいしかったです。
付け合わせにはひよこ豆などのミックス・ベジタブル。

デザートにはティラミスを食べました。

NY0202_0205

ミュージカルやコンサートへ行く前の、プレシアターディナーとして利用した人が多かったようで、
6時半には満席でざわついていた店内が、8時には大分静かになっていました。

NY0202_0206

カーネギーホールからすぐそばなので、「ペトロシアン」で素敵なディナーの後、クラシックコンサートへ
というのもロマンチックですね。
バレンタインデーにぴったりかも。

ここではバレンタインデーの特別コースもありますが、普段からPrex-Fixeコースもやっています。

Petrossian
182 West 58th Street
(58th St. at 7th Ave.)
New York, NY 10019
Call 212-245-2214

フォーティーセカンド・ストリート

18 2月
2010年2月18日

フォーティーセカンドストリート(42丁目)といえば、以前はアダルトショップなどが並ぶいかがわしい通りとして有名でした。
42丁目は42丁目でも、ウエストサイドのブロードウェーから8アベニューのあたりのことです。
同じ42丁目でも、イーストサイドへ行くとまた趣きは違ってきます。

同時多発テロでの働きで一気に評価が上がった前市長のルドルフ・ジュリアニ氏が市長をしていた頃、西42丁目のこのあたりは
すっかり一掃されました。
今では、アダルトショップに代わって、沢山のテーマレストランやショップ、博物館や映画館が軒を連ねています。

地下鉄駅の入り口も、すっかり綺麗になりました。

02_01

02_02

日本の吉野家やサンリオショップも、ヤンキーズストアやBBキングのレストランと一緒に並んでいます。

02_03

ロンドンにある有名な蝋人形館「マダム・タッソー館」は、連日観光客でいっぱいです。
ここはハリウッドスターなどの有名人にそっくりな蝋人形で有名ですが、同時多発テロの時に活躍した消防士らの蝋人形も
展示されています。

02_04

02_05

こちらではテレビ番組にもなっていておなじみの「リプリーズ・ビリーブ・イット・オア・ノット」。
日本では、「うそ?ほんと?リプリーの大発見」というタイトルがついているそうですが・・。
ここでは、信じられないような、世にも不思議なお話が紹介されています。

02_06

02_07

道では似顔絵かきも。

02_08

普段は何気なく暮らしていますが、この辺りに来ると、ニューヨークが世界の観光地なんだということを改めて実感します。

イーストビレッジ

09 2月
2010年2月9日

チャイナタウンは世界中に沢山ありますが、ジャパンタウンというものはあまり聞きません。
ロスにリトルトーキョーはありますが寂れているし、サンフランシスコのジャパンタウンもほんの一角。
それも今では韓国人や中国人オーナーの店が目立ちます。
あまり知られてはいませんが、サンノゼにもジャパンタウンがあります。でも、ここもすでに寂れています。
アメリカの3つのジャパンタウンは、いずれもカリフォルニア州にあります。

ここニューヨークには、ジャパンタウンと名のつくところはありませんが、強いて言えばイーストビレッジが
ニューヨークのジャパンタウンでしょうか。

01_01

St Marks Place周辺にはサンライズマートなど、日本の食品やちょっとした雑貨、雑誌などを扱う日系スーパーがあります。

01_02

アンパンやクリームパンなど日本のパンを売るその名も「PANYA」

01_03

カラオケボックス「SING・SING」

01_04

ここでは新曲の入荷が少し遅いようです。
客層は日本人だけでなく、韓国人やアメリカ人もよく見かけます。

入ったことはありませんが、たこ焼き屋さんまであります。

01_05

他にも、日本人美容師のいる日本人経営の美容室、蕎麦屋やラーメン屋、焼き肉屋など色々な日本レストラン
が集まっています。

しかし、それらはイーストビレッジのほんの一部。

イーストビレッジと言えば、「カジュアル」「リーズナブル」といったイメージを持つ若者の街。

01_06

ピアスやタトゥーパーラーも。

01_07

その昔は「NYのボヘミア」と呼ばれており、芸術家や作家が多く住んでいました。
有名なミュージカル「レント」の舞台も、ここイーストビレッジです。
そんな町に日本の店が集まるのは、なんだか不思議な気がします。

マンハッタンにあるロシア&トルコ・バス

02 2月
2010年2月2日

こう寒いと、温泉でも行きたい気分になります。
ニューヨーク近郊にも、韓国人が経営する日本の健康ランドのようなところがいくつかあるのですが、
先日、友達に誘われたマンハッタンにあるロシア&トルコ・バスというところへ初めて行ってみることにしました。

前は何度か通ったことはあるのですが、なんとなく「こんなところに?」と言った場所にあります。

NY0202_0101

アパートばかりが立ち並ぶ一角にぽつんと「BATHS」の看板が出ているのですが、外から見ただけでは
そこにサウナなどの設備があるとは想像もできません。

NY0202_0102

1892年から営業しているというこの施設は、はっきり言って古く、とても綺麗とは言えません。
受付けも、子供の頃に行った市民プールのようで、女子ロッカールームは6畳ほどの広さ。
ここから先は、写真でお見せできないのが残念。

NY0202_0103

この日は週末で、ロッカールームは人で溢れ、自分のロッカーまでたどり着くのに大変でした。

なんとか水着に着替えた後は、ロッカーの中に入っていたスリッパに履き替え、いざサウナ階へ。

タオルやガウンはロッカー前に積んであり、いくらでも貸してくれます。

桜の木でできた普通のドライサウナ「レッド・ウッド・サウナ」や白いタイル張りの「ターキッシュ・ルーム」、
冷たい水のプールなどがありますが、ここの目玉は何といっても「ロシアン・サウナ」。
私はサウナが大好きで、日本に帰るとほとんど毎日のようにサウナに行きますし、世界中のあらゆる国のサウナ
に行きました。しかし、こんなに暑いサウナは初めて。
薄暗い洞窟のようなサウナには、非常に高い温度に熱された石が置いてあります。
一歩中に入っただけで、何とも言いようのない暑さを感じ、すぐに汗が流れ出します。
しばらく座っていると暑さに耐えられなくなり、真ん中に置かれた冷水の入った容器からバケツで水を汲み頭から
かけます。これが最高に気持ち良いのです。これをしたいがために、サウナにずっといることができます。

このサウナ内では、プラッツァというマッサージを受けることができます。これはサウナ内のシートにうつ伏せに寝て、
オークの葉でできたほうきで荒っぽくこすられるのですが、どうみてもやり方が乱暴でリラックスという感じで
はないようです。最後にバケツに入った冷水をザバーッとかけられ、悲鳴を上げる人も。

他にも塩スクラブや泥スクラブ、スゥエーデンマッサーなど、色々なサービスがあります。

友達とおしゃべりをしたり休憩をするために、屋上にはベンチが置かれていますが、周りを見渡しても古いアパート
が見えるだけですし、ベンチも古い木製のもので、ひたすらおしゃべりと冷たい空気を楽しむだけの空間です。

綺麗好きな私には、やはり清潔でお洒落なスパの方が快適ですが、あの暑いサウナと冷たい水を思うと、もう一度行って
みたい気分になります。

NY0202_0104

ここはボリスとデイビットという2人のオーナーが経営していて、曜日によってオーナーが違うので、回数券を購入した場合、
購入したオーナーの曜日でしか使えません
また、曜日、時間帯によっては、女性のみ男性のみ、混浴(水着着用)に分かれていますので、行かれる前に確認を忘れずに。

Russian and Turkish Baths
268 East 10th St (1st Ave & Ave A)
New York, NY 10009
212-674-9250

http://www.russianturkishbaths.com/enter.html

Copyright© 2017 アメリカ情報 All Rights Reserved.