月別アーカイブ: 8月, 2010

アメリカの子供の夏休みはサマーキャンプ

19 8月
2010年8月19日

アメリカの学校の夏休みは日本よりもずっと長く、約100日間もあります。
こうも夏休みが長いと、共働きの夫婦が多いアメリカでは、親は子供を放っておけず困ってしまいます。

アメリカにはサマーキャンプの制度がありますが、これは仕事を持つ親にとっても、子供達の人間育成にとっても素晴らしいシステムです。

NY_0801_0200

NY_0801_0201

子供達は7才まではデイキャンプで朝9時半頃から3時半頃まで遊びながら、団体生活を通じて社会や世の中のルールを学びます。
8才以上になると、本格的なお泊りキャンプが始まります。大自然の中のキャンプ場で、短くて1、2週間、長くて8週間家から離れて過ごします。
「可愛い子には旅をさせよ」の実践です。

NY_0801_0202

勉強から運動まで何でもあるジェネラルキャンプと、テニス、ゴルフ、ピアノ、バイオリン、バレー、絵画、彫刻、コンピューターといったスポーツ、芸術、技術などを専門的に学ぶスペシャルキャンプがあります。

子供をキャンプに参加させるには、親は決して安くない費用を払いますが、キャンプからはそれ以上の価値のものが得られます。

キャンプのオーナーは15才位のキャンプ参加者のひとりひとりを毎年観察し、カウンセラー候補を物色します。
ここでいうカウンセラーとは悩み相談のことではなく、グループリーダーのお兄さん又はお姉さんのことです。

16才ぐらいになると、カウンセラー候補者は見習いになって色々とカウンセラーの手伝いをします。親の費用負担は変わらないものの、本人は少しアルバイト代をもらうことができます。
カウンセラー助手となると、責任や手伝う範囲が広がり、親は費用の負担をすることもなくなり、アルバイト代も増えます。
本格的なカウンセラーになると、8歳から15歳のやんちゃな子供達のキャビンの1つを任されます。
キャビンとは、10人位の子供達がグループ単位で寝泊まりする建物です。
カウンセラーともなると、アルバイト代というよりも、ちゃんとしたお給料と呼べる金額が支給されます。

キャンプ参加者は、午前7時半頃に起床ラッパで起こされ、各自でベッドを整え、朝食の後、消灯の夜9時半頃までの間、一日中スポーツや芸術など盛りだくさんのスケジュールをこなします。

NY_0801_0203

ホームシックで落ち込んだりする子もでてきますが、皆で一緒に泣いたり、笑ったり、心身ともに充実した数週間を過ごします。
親から離れて生活することで自立心が芽生え、他人との共同生活によりコミュニケーションのテクニックを覚え、芸術やスポーツなどを通して達成することの喜びを覚えます。

NY_0801_0204

親にとっても、100日間も家でゴロゴロされるというストレスから解放されるので、少々費用は高くついてもとてもありがたい制度で、「サマーキャンプを考え出した者にノーベル平和賞を授与するべきだ」といったジョークがあるほどです。

ピアニストの名前がハーレムのストリート名に

09 8月
2010年8月9日

ハーレムの139丁目とFrederick Douglass Blvd.に、私の親友の亡き旦那様の名前がつけられることになりストリートサインを披露する式典が行われました。

彼はJohn Hicksという黒人ジャズピアニストで、惜しまれながら4年前に突然この世を去りました。
彼の名がつけられたストリートの名前は、「John Hicks Way」。なんだか彼の「生き方」とも取れるようなネーミングです。

NY_0802_0201

式典には、ハーレムに住む黒人だけでなく、多様な人種のジャズ関係者、ジャズファンなどが集まりました。

NY_0802_0202

来賓として、今、汚職疑惑でテレビのニュースや新聞を賑わせている有名な大物政治家Charles Rangel氏も参加していました。

NY_0802_0203

Rangel氏は、ハーレム生まれ。今年80歳で、朝鮮戦争の英雄。39年間も米国下院議員を務めています。
彼のスピーチでは、皆が一斉にカメラを構えました。

他にも、有名な音楽・文化評論家で作家でもあるStanley Crouch氏やニューヨーク州上院議員のBill Perkins氏も
来賓としてスピーチを行いました。

NY_0802_0204

また、ピアノの才能だけでなく人柄も良く、皆に愛されたJohnの為に、沢山のミュージシャンが集まりました。
ジャズファンが聞いたら驚くような、豪華なメンバーが、入れ替わり立ち替わり顔を出してくれました。

NY_0802_0205

ストリートサインお披露目の際には、とんだハプニングがありました。
John Hicks Wayと書かれたストリートサインは、最初は袋を被せて隠してあり、家族らが紐をひっぱると袋がはずれてサインが現れるという仕掛けになっていたのですが、家族が引っ張ると紐がついていた部分の袋が破れてしまい、袋はそのまま。

NY_0802_0206

場内は思わぬハプニングに大爆笑となりましたが、来賓の州上院議員Perkins氏が信号の柱をよじ登り、袋をはずしてくれました。

NY_0802_0207

彼は私の別の友達のお兄さんで、普段はちゃんとスーツに身を包み政治家らしくしているのですが、この日は屋外での式典であったため軽装で現れ、なんだかギャングかラッパーのように見えました。

世界中に偉人や著名人の名前をつけたストリートを見かけますが、日本には人物名のフルネームがつけられた道路はあるのでしょうか?

ライの遊園地「プレイランド」

07 8月
2010年8月7日

童心に返って遊園地に行きました。
うちから車で10分ほどで行ける高級住宅地ライの海沿いにある「プレイランド」。

ニューヨークでは90度(摂氏約32度)を超す猛暑が続き、テレビのニュースや天気予報ではできるだけ室内で過ごすように呼びかけています。
そのせいか、子供達はとっくに夏休みに入っているはずなのに園内は比較的すいていました。

以前は駐車場代を払えばプレイランドへの入場は無料だったのですが今年は入場料を取り、チケット制だった乗り物もリストバンド制になっています。
それも客離れの理由の一つかも知れません。

この遊園地は、日本で言うと浅草花やしきのような感じで、歴史が長く規模は小さく、ほとんどが昔ながらの古い乗り物ばかり。
ドラゴンコースターやメリーゴーランドなど、1928年からある乗り物が7つもあります。

NY_0801_0101

結構新しいタイプのジェットコースターや絶叫マシーンも少しあるにはあるものの、ほとんどが私が子供の頃に乗ったような、懐かしいタイプのもの。

NY_0801_0102

本物の俳優さんがお化けを演じてくれる太秦映画村のお化け屋敷など、怖いお化け屋敷に慣れている私達には、このお化け屋敷は子供だまし。

NY_0801_0103

昔懐かしの急流すべりもあります。
ジェットコースターもメリーゴーランドもそうですが、ここには何故か古い型と比較的新しい型と2台ある乗り物があり、急流すべりも縦に3人ぐらいで乗る昔ながらの小さなサイズのものと、大勢で乗るものとがあります。
大勢で乗る急流すべりはものすごいしぶきを上げるので、しぶきにあたって涼をとるためか、陸橋の上で待っている人達がいました。

NY_0801_0104

NY_0801_0105

私の遊園地での楽しみはFunnel Cake。
揚げドーナツに粉砂糖をまぶしたようなものです。こんな体に悪そうな物は年に1度か2度で十分。後で胃もたれがしそうです。でも、おいしい。

NY_0801_0106

そして、アメリカのアウトドアにかかせないホットドッグ。
ブルックリンにある有名な遊園地「コニーアイランド」に1号店がある「ネイザンズ」のホットドッグの支店がここにもあります。
「ネイザンズ1号店」は、フードファイターの小林尊さんが過去に6連覇したホットドッグ早食い競争が開催される場所です。
今年の大会では、契約内容に合意できずに不参加となった上、当日会場で逮捕されたり、小林さんにとっては嬉しくない年になってしまいましたね。

NY_0801_0107

園内ではビールやカクテルも販売しており、ライブミュージックの演奏もたまにやっているので、夜来ると大人も楽しめます。
また、7月と8月の毎週水曜と金曜の夜9時15分からは花火が打ち上げられます。

マンハッタンから来る場合は、グランドセントラル駅からメトロノース鉄道ニューヘブンラインの電車に乗りライ駅で降り、バス又はタクシーを利用します。
アメリカの遊園地はほとんどメモリアルデーに開園し、レイバーデーからは翌年までお休みです。

歴代大統領が食事したレストラン「21クラブ」

03 8月
2010年8月3日

友達の誕生日を祝う為、マンハッタンの高級アメリカンレストラン「21クラブ」に行きました。

NY_0802_0101

この店は、セレブが集まることで有名で、フランクリン・ルーズベルト大統領以降の歴代大統領就任者は、ジョージ・W・ブッシュ大統領を除いてすべてこの店で食事を楽しんでいます。
また、往年のハリウッド大スターカップル、ハンフリー・ボガートとローレン・バコールが初めてのデートに訪れた場所でもあり、現在でもジョージ・クルーなど沢山のセレブが常連です。

ニューヨークには、日本でも大ヒットした「セックス&ザ・シティー」のロケ地を巡る日本語ガイド付きのツアーというのがありますが、このツアーではビッグのペントハウス、シャーロットとハリーのアパート、キャリーのお気に入りの靴屋「マロノ・ブラニク」などと共に
この21クラブもコースに含まれています。
「セックス&ザ・シティー」だけでなく、「ウォール街」などの映画にも同店は登場しています。

同店は元々、禁酒法時代の闇酒場としてオープンしました。
レストランの創設者である従兄弟同士のジャック・クラインドラー氏とチャーリー・バーンズ氏は、1922年にグリニッジ・ビレッジに「レッドヘッド」という酒場をオープンし、その後、2回、店の場所と名前を変えた後、1929年に現在の西52丁目で21クラブをオープン。
ロックフェラーセンターに近いこの場所に移って以来、昨年の12月31日に80周年を迎えました。

店の外には柵が張り巡らされ、沢山の人形が飾られています。

NY_0802_0102

ドアマンが開けてくれたドアから店内に入ると、待ち合わせや食前食後の談笑に使うソファーが並んでいます。

NY_0802_0103

禁酒法時代の闇酒場の雰囲気を出す為か、店内はとても薄暗く天井が低くなっています。
壁に沢山のフレームや食器などが飾られ、天井からは飛行機やトラック、電車などのおもちゃがぶら下がっています。

NY_0802_0104

私の頭上には、工事用のヘルメットとおもちゃのボートが。

NY_0802_0105

この日、私達は、サーモンやリゾットをいただきました。

NY_0802_0106

NY_0802_0107

ドレスコードがうるさく以前は男性はネクタイ必須でしたが、現在はネクタイ規則はなくなったものの依然男性はジャケットが必要です。

21 Club
21 W. 52nd St (between 5th and 6th Aves)New York, NY, 10019-6101
Tel: (212) 582-7200

Copyright© 2017 アメリカ情報 All Rights Reserved.