月別アーカイブ: 11月, 2010

ハドソン川

28 11月
2010年11月28日

去年の1月、USエアウェイズの旅客機が離陸後まもなく鳥の群れに衝突した為にエンジンを破損し、155人の乗員・乗客を乗せたままハドソン川に奇跡の着水をした「ハドソン川の奇跡」事件について日本でも報道されたかと思いますが、覚えていらっしゃいますでしょうか?

マンハッタンの東を流れているのがイーストリバー、西を流れているのがそのハドソン・リバー(川)です。

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ハドソン川の長さは、約507キロ。
水源は、遥か彼方のニューヨーク州北部、カナダに近いアディロンダック山地にあるLake tear of the clouds
という名の湖。「雲の涙の湖」だなんて、なんだかロマンチックですね。
大西洋に流れ出る河口付近は、東がニューヨーク州、西がニュージャージー州。
ハドソン川という名称は、1609年に川の探検を行ったイギリス人ヘンリー・ハドソン氏の名前に由来しています。

うちから車に乗ってマンハッタンに行く際には、行きも帰りもヘンリー・ハドソン・ハイウェイとハドソン川沿いを走ります。

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川沿いには、沢山木が植えられ、72丁目から125丁目のリバーサイドパークなど、公園になっている部分もあり、ジョギングや散歩をする人々の姿を時々見かけます。

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17丁目から22丁目あたりにあるチェルシーピアにはスケートリンクやゴルフの練習場などがあり、30丁目にはヘリポートが、
46丁目辺りには第二次世界大戦やベトナム戦争で活躍した航空母艦イントレピッドが停泊し、イントレピッド博物館となって一般に公開されています。

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川向うはニュージャージ州。
ニュージャージー州へ行くには、ホーランドトンネルやリンカーントンネルがありますが、最も有名なのはジョージ・ワシントン・ブリッジです。

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塩水と淡水が混じり合った水流が、上流へ上がっていったり、下流へ流れたり。
ハドソン川の川底には、タツノオトシゴなどの生物が生息しているそうです。

夏になれば、カヤックで遊ぶ人達の姿も見られます。

クリスマスの時期になると、ロックフェラーセンターに飾られるツリーが、伐採され船に乗せられてハドソンリバーを下りマンハッタンまで運ばれてきます。

そろそろ、マンハッタン側から臨むニュージャージ側の紅葉が美しい季節になります。

人種のるつぼNYでウクライナ料理

26 11月
2010年11月26日

ポーランド人の友達に、ポーランド料理のレストランに行こうと誘われて行って来ましたが、いざ行ってみると、ウクライナ料理店でした。

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イーストビレッジにある「Veselka」というこのお店は、普段からいつも人がいっぱいな上に予約を取らず、ランチやディナー時には、何十分も待ってからでないと座れないのが普通だそうです。
この日は約束した時間が遅めだった上に、電車の遅れで私が10分遅刻してしまったのにも関わらず、到着した10分前にリストに載った私達の名前が呼ばれたのは、それからまた20分後でした。

メニューを見るまでは、ウクライナ料理とはどんなものかと考えていましたが、ほとんどロシア料理と同じでした。
考えてみると、東にロシア、西にポーランドと隣接するウクライナは、過去にはロシアの支配下にあったり、ポーランドに併合されたりした歴史があるので、食べる物もそう変わらないのでしょう。
だから、ポーランド人の友達が「ポーランド料理のレストラン」と言ったのもうなずけます。

メニューには、日本でもロシア料理としてお馴染みのボルシチやロールキャベツ、ビーフストロガノフなどがあります。
餃子に似たピエロギは、ここの代表的な料理です。ピエロギは東ヨーロッパ諸国で食べられているものの元々はポーランドの料理だそうです。

この店は、イーストビレッジにあり、なんと無休で24時間営業しています。

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9丁目沿いにある入口を入って左側がレストランですが、右側には簡単なカウンター席とテイクアウトのコーナーもあります。

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入口の横の外壁には人種のるつぼのニューヨークらしい、黒人と白人が食事をしている絵がかかれています。

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店内には、ハロウィーンのこの時期に合わせてかぼちゃが飾ってありました。

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壁には「トリック・オア・トリート」をもじった「トリック・オア・ボルシチ」と書かれた文字が。
「ボルシチをくれないと、いたずらするぞ」という事でしょうか。

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若者でいっぱいでとても騒がしく、沢山の人が入口の側で席が空くのを待っているので、ゆっくり落ち着いて食事という感じではありませんが、料理は美味しいし、お値段はとってもリーズナブルな、活気あるお店です。
夏には外のテーブルで食事もできます。
あまりに混雑するせいか、1丁目の1アヴェニューに小さな支店もあるそうです。

Veselka
144 Second Ave. (9St.)
212-228-9682

ヤンキースのリベラ選手に会えるレストラン

19 11月
2010年11月19日

松井選手がヤンキースを去ったせいでしょうか、今年はヤンキースタジアムから足が遠のいていました。
ニューヨーク在住の日本人は皆同じ気持ちのようで、特に松井選手のファンでなかった人でも、今年は野球を見に行っていないという人が多いようです。

ところで、ヤンキースの投手マリアノ・リベラ選手が友人と共同経営するレストランが、私の住むウエストチェスター郡にあります。
その名も「Mo’s New York Grill」
ウエストチェスター郡と言っても、ヒスパニック系が多いNew Rochelle駅近辺にあるので、私もつい最近までその存在を知りませんでした。

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リベラ選手は、ジャッキー・ロビンソン氏がつけていたという理由で、メジャーリーグ全球団共通で永久欠番となっている42番の背番号をつけているパナマ出身の選手。
永久欠番の規則ができる前から42番をつけていたため、例外として許されたものですが、他に42番をつけた選手はおらず、メジャーリーグで最後の背番号42番となります。

ドアを開け最初の入口を入るとガラスケースがあり、中にボールが並んでいます。

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店内には、いたるところにリベラ選手の写真が。

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また、リベラ選手を描いた大きな絵画も飾られています。

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メニューにも背番号の42の数字とリベラ選手の絵が。

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ウエイター達の着ているスエットスーツのような青いユニフォームには、ヤンキースのマークがついています。

メニューの内容は、ステーキや魚のグリルなどアメリカ料理で、値段は割りとリーズナブルに設定されています。
リベラ選手はお店にしょっちゅう顔を出すそうで、木曜の夜が彼に会える狙い目のようです。

マンハッタンからは、グランドセントラル駅でメトロノース鉄道のニューヘブンラインに乗り、New Rochelle駅で降りて徒歩約5分程で行けます。

Mo’s New York Grill
14 Memorial Highway, New Rochelle
914-632-1442

http://www.mosnewyorkgrill.com/

ハロウィーンで町はかぼちゃだらけに

02 11月
2010年11月2日

10月31日は、ハロウィーンです。
今年もハロウィーンが近づき、町中にかぼちゃやハロウィーングッズが溢れています。

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スーパーマーケットには、かぼちゃで作ったお菓子や、オレンジ色の物がやたらと目につきます。
トリック・オア・トリートで各家庭を回る子供達にあげる為のお菓子などが売られ、店内にはガイコツの風船、ジャック・オー・ランタン(かぼちゃ提灯)、黒猫など、不気味なハロウィーンキャラクターが飾られています。

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この時期、郊外の農園では、かぼちゃ狩りやパンプキンフェスティバルが催されます。
うちの近所でも、車でちょっと走るとあちこちにかぼちゃを売る店が見つかります。

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教会の隣りの空き地には、かぼちゃがびっしりと並び、なんだか迫力を感じます。
巨大なお化けかぼちゃや小さなかぼちゃが無数に並んでいます。
まるで、かぼちゃ畑のよう。絶景です。

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看板によると、ここで10月2日~ハロウィーン当日の31日までかぼちゃを販売しているようです。
毎晩、店じまいの前にこの大量のかぼちゃを片付けるのでしょうか?

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ところで、ハロウィーンの由来については去年もお話しましたが、ハロウィーンとは万聖節と呼ばれるカトリックの諸聖人の日の前夜祭で、秋の収穫を祈り、悪霊を追い払うためのお祭りです。
その日は、死者の霊が蘇ったり、魔女が出てくると信じられていました。
不気味なものや怖いものを飾る風習は、そういった霊や魔女を追い払う為に始まったと言われています。

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先日、ウィスコンシン州から、周囲が4.6メートル、高さが1.4メートル、重さが821キロもあるお化けかぼちゃがトラック乗せられ、ニューヨークのボタニカル・ガーデンに到着しました。
900個のパンプキンパイを作るのに、十分な大きさだそうです。
ギネスブックに載る達人の手により、この特大かぼちゃがくり抜かれ、特大ジャック・オー・ランタンが作られました。

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