月別アーカイブ: 4月, 2011

ワシントンDCのユニオン駅で桜アートショー

29 4月
2011年4月29日

ワシントンDCの玄関口ユニオン・ステーションには、アムトラック、メリーランド通勤鉄道(MARC)、バージニア急行鉄道(VRE)そして地下鉄が乗り入れています。
ボストン~ニューヨーク~フィラデルフィア~ワシントンDCを結ぶアムトラックの高速列車アセラ・エクスプレスが2000年に開通し、ニューヨークからワシントンDCへの旅が快適になりました。

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1908年に完成したボザール様式のこの駅は、外から見ると古代ギリシャやローマの神殿のようで、まだ100年ちょっとの歴史しかないようには思えない威厳と風格を兼ね備えています。
駅と言うよりも、まるで政府機関の建物か美術館のようです。

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メインホールのこのアーチ天井も、まるで芸術作品のようで見とれてしまいます。
両サイドのバルコニーには、沢山の彫刻が並んでいます。

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ところで、明治の終わり頃、東京市長からワシントンDCに桜の苗木が寄贈された話は皆さんご存じですよね。
それにちなんで、毎年3月末から4月にかけて、ワシントンDCでは、National Cherry Blossom Festivalと呼ばれる日米親善の桜祭りが開催されます。
今年は3月26日から4月10日までで、凧揚げ大会やパレードなど数々の催し物が開催されました。

ユニオンステーションでも、桜祭りの一環として、ワシントンDCの公立学校とチャータースクールの1年生から12年生までの生徒さんが描いた、桜を題材とした絵を展示するアートショーが開催されています。

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生徒さん達が其々の思いを込めて描いた、沢山の素敵な作品が並んでいます。

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これらは入選した作品です。

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これらの作品は、3月22日から4月23日までの間、駅構内のウエストホールで見る事ができます。

構内では、Tシャツや帽子、スカーフなど、可愛いピンク色の桜祭りオフィシャルグッズも販売しています。

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Union Station
2 West /40 Massachusetts Ave., NE
Washington, DC 20002

セントラルパーク入口前の砂絵アート

26 4月
2011年4月26日

とても天気が良いポカポカ陽気の午後、久しぶりにセントラルパークに行く事にしました。

コロンバスサークルの信号を渡っていると、馬車や人力車が車の間を走っています。

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パーク側に渡ったところには、パトカーが停まっていました。

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お土産を売る露天商の後ろには、テレビ局の中継車も停まっています。

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セントラルパークへの入口は、相変わらず観光客らしき人々でいっぱいです。
金色の銅像U.S.S. Maine National Monumentの前は、まるで待ち合わせの名所のような人だかり。

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そのすぐ前で、大勢の人々が何かを囲むように輪になって立っているのを発見。

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男性が地面にしゃがみ込んで何かをしています。
よく見ると、砂で大きな花を描いているのでした。

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脇には色々な色の砂が入った袋が。
手前には、寄付集めの黄色いバケツが置いてあります。
バケツには「私のアートをサポートする為の寄付金をよろしくお願いします」と書いた破れかけの紙が貼ってあります。

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この砂絵の作者は、インスタレーション・アーティストのJoe Mangrumさん。
Joeさんは、マンハッタンのあらゆる場所に出没しアートを制作します。

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ミズーリ州で生まれ、シカゴのアート・インスティチュートで絵画と写真を学んだ後、
現在はニューヨークに住んでいるそうです。
Joeさんの作品は、花や食べ物、砂、コンピューターの部品や自動車の部品など、ありとあらゆるものを使って制作されます。
2005年には、サンフランシスコで開催された世界環境デーのイベントの為に、ウィートグラス(小麦の草)を使って高さ約12メートル、幅約5メートルのキノコ雲を制作・展示しました。

さて、この砂絵アート。風の強い日には砂が風で飛ばされてしまう為、制作できません。
完成したアートも、いつかは雨風で消滅してしまうという、はかない運命のアートです。

ワシントンDCのケネディー・センター

09 4月
2011年4月9日

ワシントンDCのポトマック川沿いにあるケネディ・センターに行って来ました。

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同センターに行くは、オバマ大統領がアメリカで初の黒人大統領となった2009年以来です。
この総合文化施設の正式名称は、The John F. Kennedy Center for the Performing Artsというのですが、
一般的にケネディー・センターと呼ばれています。。
ウォーターゲート・コンプレックスに隣接する同センターは、1971年9月8日にジョン・F・ケネディー大統領を記念する施設としてオープンしました。

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同センターは、ナショナル・シンフォニー・オーケストラの本拠地となっており、約2450名が収容できるコンサート・ホール、約2300名収容のオペラ・ハウス、約1100名収容のアイゼンハワー・シアター、約324名収容のファミリー・シアター、約500名収容のテラスシアターなどで構成されています。

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毎年3千演目以上の、ミュージカル、バレー、演劇、オーケストラ、ジャズ、ポピュラー音楽など、色々なジャンルの公演が催され、全米から多くの人々が訪れます。
今はちょうど、ニューヨークシティーバレエが来て、公演を行っています。
クラシックのオーケストラ演奏やコメディー、ジャズなど、其々のホールで1日に複数の演目が上演されます。

同センターは、建築家のエドワード・ダレル・ストーン氏の設計によるもので、アイゼンハワーシアターとオペラハウスの間にはホール・オブ・ステイツという廊下が続き、オペラハウスとコンサートホールの間にはホール・オブ・ネイションズという
廊下が続きます。その奥には幅19メートル、長さ180メートルのグランドフォイヤーと呼ばれる長いロビーが続きます。
これは世界最大のロビーの1つで、無料のイベントを上演しています。先週はここで、玉川大学の学生さんたちによる太鼓の演奏が行われていました。
廊下やロビーには、真っ赤な絨毯が敷き詰められ、天井からは細長いシャンデリアが下がっています。

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ホール・オブ・ステイツの天井には各州の旗がアメリカ連邦に加入した順に並んでおり、ホール・オブ・ネイションズには
各国の国旗がアルファベット順に並んで飾られています。

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屋上には展望テラスがあり、国会議事堂やポトマック川が見渡せます。
又、平日は午前10時から午後5時まで、週末は午後1時まで、センター内を巡るツアーもあります。
日本語のパンフレットもあり、事前に申し込めば日本語によるツアーに参加する事もできます。

すぐ近くに駅はなく、少し離れた地下鉄Foggy Bottom駅から徒歩で行く事もできますが、15分毎にシャトルが出ています。

The Kennedy Center
2700 F St., NW, Washington, D.C. 20566

NCAA男子大学バスケットボール・トーナメント

02 4月
2011年4月2日

只今、March Madness(3月の熱狂)と呼ばれるNCAA男子大学バスケットボール・トーナメントの真っ只中です。
NCAAとはThe National Collegiate Athletic Associationの略で、全米大学体育協会の事。
これは全米の大学のスポーツ全般を扱うものですが、フットボールとバスケがあまりに有名なので、この2つの競技だけを管理する団体と誤解されがちです。
March Madnessは、大学バスケの全米ナンバー1を決める大会です。
大学バスケはプロ予備軍と呼ばれその人気もプロ並みで、この時期全米が熱狂します。

出場校はNCAAディビジョンIに所属する68校。
大会はトーナメント方式で、先ずは西、東、南東、南西の4つの地区に分かれ試合をします。
試合が進むにつれ、勝ち残ったチームは「スイート16」、「エリート8」、「ファイナル4」と呼ばれます。
各地区での試合に勝ち抜いた地区優勝校4校が4月2日に行われるファイナル4(準決勝)で戦い、4日の決勝戦で全米ナンバー1が決定します。
ファイナル4と決勝戦は、テキサス州ヒューストンで開催される予定です。

3月14日から「スイート16」が決定する3月25日までの期間、コロンバスサークルのタイムワーナー・センター2階に、NCAA March Madness Basketball Bracket Loungeがオープンしました。

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ここでは設置された4つの大きなスクリーンで試合を見る事ができ、8台のコンピューターからは無料でNCAAのサイトにアクセスできます。

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また、対戦の組み合わせ表も常時アップデイトされていきます。

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壁には、いくつかの大学のチームユニフォームが額に入れられて飾ってあります。

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その昔はUCLAが圧倒的に強く、何年間も連続で優勝した時期がありましたが、最近ではデューク大学、ノースキャロライナ大学、フロリダ大学あたりが強豪で、何度か全米ナンバー1の栄誉に輝いています。

身長のせいか、バスケで世界を舞台に活躍する日本人選手はほとんどいませんが、松井啓十郎さん(現・日立サンロッカーズ)がコロンビア大学にいた頃、日本人初のNCAA1部出場を果たしており、続いて伊藤大司さん(現・トヨタ自動車アルバルク)がポートランド大学から出場しました。
日本初のNBAプレイヤーとなったリンク栃木部レックスの田臥勇太さんは、ブリガムヤング大学ハワイ校時代にNCAAの2部に出場しただけです。
日本でも、もっとバスケが盛んになり、優秀な選手が世界で活躍してくれると良いですね。

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