日本でもそうだけど、美味しくて安い店はいつも人でごった返していて、予約でもしなければなかなかテーブルに付くこともできない。
バリも同じで、これで営業してゆけるの?っていう閑散としたワルンもあれば、
常連さんと思えるお客が団体で押し寄せる、
そんな人気のワルンもあるんです。
ここはJL.サンセット通りのクロボカンのところにあるワルン。
『RASA NIKMAT』
売りはアヤムバカールかな。
他にもスプ・ブントゥットやサテカンビンをはじめとするインドネシア料理のワルンです。
バリ料理ではなく、どちらかといえばジャワ料理なので、ビックリするくらいの量のサンバルがお皿で出てきます。
このサンバルに生野菜や鶏を付けていただくと、
口の中に辛さと甘さと、なんとも言えない香辛料の香りが広がって、
インドネシアの上空を駆け巡っているような感覚にしてくれます。
鶏の焼き加減も上等で、
炭のスモークした香りが鶏全体に行き渡って、
地鶏のしっかりとした歯ごたえとあいまって、極上のブランド鶏にも負けない味を楽しませてくれます。
こんなお店だから、いつもお客で賑わっているんだろう。
しゃれたレストランではなくても、素材や調理にこだわった店は、
自然とお客が入るものだ。
しかもお値段はローカル価格。
バリに行ったら、こんなお店を探すのも楽しみですね。