モンキーフォレスト・ジャランジャラン

遮るものがないバリにあって、森林浴が全開で出来る森は貴重な場所だ。
一歩森の中に足を踏み入れると、そこはもう別世界。
喧騒は遮断され、照りつける太陽の熱も木々に吸収され、
気が充満した空間を作り出している。

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ここはウブドのモンキーフォレスト。
入り口の切符売り場のすぐ横を入ってゆくと、
石畳の苔むした舗道になる。
木々と川に挟まれた狭い舗道は、時折地元のバイクがゆっくりとすり抜けてゆく。
道が狭いので、その都度立ち止まって隅に寄り、
彼らをやり過ごすのが賢明だろう。

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木漏れ日に申し訳程度に照らされた葉っぱの集団は、
緑を取り戻したように光り輝いている。
苔むした石積みの塀が、時の流れとともに、ひっそりと息づいている。
蔓が根に変化して奇妙な根っこの固まりに見える大木が、
何百年もの息吹をじっと守っている。

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植物が発するエネルギーを体全体で取り込みながら歩を進める。
濃い緑が優しく目に入ってくる。
木立をかすかに振るわせる風が皮膚に心地よい。
右下を見下ろすと、観光客の姿が。
ここはモンキーフォレスとの外遊舗道なので、公園内の道と平行しているのだ。

 

暫く散歩を続けると森の外れに出てくる。
空にはぎらつく太陽が容赦なく大地を照らして、
今までの森の中とは別世界を作り上げている。
そして道は、ニュークニンへと続いている。

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