バリの鎮守さま

『村の鎮守の神様の~』
こんな童謡が頭の奥のほうに聴こえてくる。
凛として聳え立つ、樹齢何百年もたっているであろう大木。
山のようにチャナンが積み上げられ、信者の多さが手に取るようにわかる。

空港のゲートを出ると、今は2車線の新しい道路がバイパスへと延びている。
少し前、この道ができるまでは両側を木々で覆われた旧街道が、旅行者がたどった道だった。
今では主役を明け渡したが、イミグレーションや郵便局が連なり、平行したまっすぐな道が今でも存在する。

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そこを通るたびにふと気になっていた場所。
正装をした人が一心不乱に手を合わせていたり、
華やかなチャナンが山盛りにお供えされていたり、
車で通り過ぎるので一瞬ではあるが、
バリのカルチャーがいきなり襲ってくる場所。
空港に到着したばかりの外国人が、初めて目にするバリの宗教的なスポット。
ここがバリ島を守っている鎮守様だよって聞いたのはつい最近のことだ。
バリでビジネスをするなら、真っ先にお参りをして許しを得なければならない。

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マンクーがマントラを唱えながら聖水を頭にかけてくれる。
聖水を手のひらに受けて三回口に運び、四回目に頭から首に掛けて体を浄化する。
夜も更けているというのに、熱心な信者のためにか、
マンクーがお参りを手伝ってくれるのだ。

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大木の周りは石畳に整備されていて、ぐるりと一周できるようになっている。
何気なくいつも通り過ぎていた場所がこんなにも有名なスポットだったなんて、
国際線が発着するすぐ脇に、バリの氏神様がいらっしゃるなんて、
まだまだ奥が深い驚きの連続、バリ島でした。

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