菩提樹

バリで巨大な木を見たことありますか?
高い物で身の丈30メートルにも達し、広く横に伸びた枝から蔓のように垂れ下がった気根が特徴です。
やがてそれは成長して、幹のように太くなってゆくんですよ。
お天気のいい気温の高い昼下がりなど、地元の人が木の下に出来た日陰で談笑しているのを見かけます。

この木はバリ名をビンギン、インドネシア名をブリンギンと呼ばれる菩提樹。
インド原産といわれ、菩提とはサンスクリット語で「仏の悟り」を意味し、
インドのブッダガヤにある菩提樹の下でお釈迦様が悟りを開いたことでも有名なクワ科のガジュマルの一種で、
仏教ばかりでなく、ヒンドゥー教の聖木でもあるんです。

このビンギンのあるところ、必ずといってよいほど王宮か寺院が建っているんですよ。
それだけパワーの強い木なのでしょう。
ビンギンのパワーに守られる様に王宮や寺院が建築されたのだろうと想像できます。

巨大なだけに遠くからでも見つけることのできるビンギンは、
村のランドマークとしての役割を持って、村の中心である王宮か寺院の位置を教えてくれます。
この木があるところ、お寺あり、王宮ありと、観光客でも容易に想像できるポイントでもあるんです。

そしてその下がなんとも涼しい。
爽やかな気が流れていて、清涼感が感じられます。
バリでビンギンの下で束の間の休息をし、
お釈迦様が悟りを開いた空間を、しばし体験するのも意味深いですよ。

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