お姫様ベッド

『むぎわら帽子はもう消えた。たんぼの蛙ももう消えた。それでも待ってる、夏休み』
って、吉田拓郎の曲にでてくるように、
子供の頃の夏休みといえば田舎、田舎といえばドロだらけで駆け回り、バタンキューと疲れ果てて眠ってしまうシーンに欠かせないのが蚊帳と、 想い出は走馬灯のように駆け巡ってくる。

緑色をした蚊帳への入り方も注意をされた。
大きく開けて中に入ると、その瞬間を待ち構えている蚊を、中に入れてしまうからだ。
蚊取線香を焚かなくても、
遊び盛りでごろごろ寝返りを打つ子供を蚊の攻撃から守ってくれた。
最近では滅多にお目にかかれなくなった蚊帳。
それがバリでは全盛を誇っている。

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蚊に刺されないように機能一辺倒な蚊帳が現代では形を変えて、
今では人はお姫様ベッドと呼ぶようになった。

女性はこのお姫様ベッドがとても好きらしい。
抱っこされてお姫様ベッドに運んでもらう、
そんな夢のようなおとぎ話を、現実とダブらせているのだろう。

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バリのホテルやヴィラでは、このお姫様ベッドが大人気。
ググッとゴージャスに演出するインテリアとしては欠かせないアイテムになっています。
町でもモスキートネットとして売られているこの蚊帳、
機能はまるで持ち合わせていないんだけど、
天井から吊るしただけで、あっという間にお姫様ベッドに早変わり。

昔の蚊帳とは似つかない存在だけど、美しく変身して、
ルーツが一緒って言うところが、なんだか微笑ましい。

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