欧米人感覚

バリにいらっしゃると、あちこちに首チョンパの仏像を見かけませんか?
本物の仏像の首がはねられたものではなく、
それをモチーフに作られた、ディスプレイ用の首だけ仏陀です。

BL0501_01_01

小さな机の上にでも飾るサイズから、大きなものでは庭にで~んと置けるようなものまで。
われわれ仏教徒の日本人から見ると、
なんとなく首から上の仏陀の顔が尋常に見えないのはボクだけでしょうか?

欧米人の感覚はずいぶん違います。
彼らは首チョンパの仏像を美術品や造形物として捕らえ、
宗教的な感覚は持ち合わせていないからかも知れません。

仏教の遺跡で、敵方が攻めてきて、次々と仏陀の首をはねた歴史からこの像は生まれたのでしょうが、
もしキリストの首があのように売られていたら、
彼らはどんな風に考えるのでしょう。

感覚の差は文化の違いでもあるわけで、
われわれは触らぬ神にたたりなしではないものの、
宗教がかった仏像の首は、
見てはいけない、触れてもいけない、そっとしておかなければ罰があたる感覚があるからに違いありません。

バリ島に来る観光客は、圧倒的に欧米人のほうが多いわけですから、
作って売る方もそれを意識しているんだと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です