スペイン各地で開かれる楽しい中世祭

19 5月
2011年5月19日

先日、中世祭りに行ってきました。スペイン各地で開かれる中世市場(中世風の衣装を身につけた
人達が、手作り工芸品や食べ物を売る屋台を出す市場)の規模をもっと大きくしたもので、
町の一角を中世に見立て、ショーや展示、中世風大道芸、寸劇、露店、子供用アトラクション
などがあり、大人も子供も楽しめるイベントです。私は行ったことはないのですが、
強いていえば“移動式日光江戸村”でしょうか(笑)。サーカスのような組織になっていて、
あちこちを巡回しているそうです。

SP_0502_0101

SP_0502_0102

SP_0502_0103

西洋史での中世は幅広く5世紀から15世紀を指します。イベリア半島はイスラム勢力に
支配されていた時代が長いので、各地がキリスト教徒の手に戻ってからスペインが新大陸を
発見する頃までかな、と個人的に解釈しています。日本だと江戸時代以前ですね。

さて、どんなものが展示されているかというと、当時の武具や馬具、生きた鷹や鷲、ふくろうなど。
鷹匠が登場する実演では、放たれた鷹の大きさにビックリ。翼を広げるとあんなに大きいんですね。
すぐ近くを飛ばれた時には、襲われないかとヒヤっとしました。

SP_0502_0104

当時の戦争の再現ショーは耳をつんざくような大砲や鉄砲の音で臨場感満点。
驚いた小さな子どもたちが何人も泣いていました(^^;)

SP_0502_0105

SP_0502_0106

子供向けには手作りろうそく教室や昔話の語り聞かせ、ロバやラクダに乗っての散歩、
木造の手動アトラクションなどが出ます。

SP_0502_0107

SP_0502_0108

<手でまわす木造ミニ観覧車。おもりを置いてバランスをとります>
SP_0502_0109

男の子達に人気なのは、木製の刀や盾、弓を売るお店。日本の子供がチャンバラごっこをするように
(今の子達もしていますか?)、こちらの子供は騎士になりきってチャンバラ遊びをするんですよ。
【余談】我が家では去年買った刀を息子に持たせ(同じものをねだられたら困るので^^;)、
今年は新たに盾だけ買ったのですが、同じように以前買ったものを子供に持たせている親に
何人も出会い、笑ってしまいました。いずこも同じことを考えるんですね。

SP_0502_0110

<わら細工等の実演販売も>
SP_0502_0111

なんと、道端には“春を売る女性”まで立っていました(^^;) 芸が細かい!!
子供に聞かれたらよその親は何と答えるのか、とても興味があります。

SP_0502_0112

香ばしい炭火焼きのにおいが漂ってくる露店も中世祭りには欠かせません。豚のアバラ肉や
腸詰類がこれでもか!とばかりに焼かれるシーンを見ると、空腹の人はよだれが出るでしょう。
日本と同様お祭り料金で高いものの、炭火でじっくり焼かれた肉類はおいしい!!
焼きピーマンと一緒にパンにはさんで食べるのがワタシ流です。

SP_0502_0113

町をあげてさらに大掛かりな中世祭りを開催するところもあります。たとえば、タラゴナ県の
内陸部にある中世の面影残る城下町のモンブラン。ここでは中世週間と名付けた大きなお祭りが
開かれます。約2週間に渡って様々なイベントもあり、とても楽しそう。
http://www.setmanamedieval.org/
http://www.montblancmedieval.cat/es/quefer/festesifires/setmanamedieval
(上記サイトはカタルーニャ語、スペイン語、英語、フランス語で見られます。
写真を見るだけでも様子がわかって楽しいですよ。)
我が家からは少々遠いものの、いつか絶対に行ってみたいお祭りです。

この記事のコメント

0 replies

Leave a Reply

Want to join the discussion?
Feel free to contribute!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Copyright© 2019 スペイン情報 All Rights Reserved.