スペインのクリスマスと言えば、“ベレン”!!

22 12月
2010年12月22日

12月に入り、スペインもすっかりクリスマスモードです。クリスマスの飾りといえば、
多くの人が最初にツリーを思い浮かべるのではないでしょうか。が、ここスペインではベレン!
個人宅から教会、町の大きな広場や商店のウィンドー、学校など、あらゆるところで目にします。

<友人宅のベレン>
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<息子の通う幼稚園・小学校のベレン。左に馬小屋、ほかにラクダに乗った三賢王の姿も>
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<コロン広場の実物大ベレン。手前の後ろ姿の3人は三賢王>
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もともとベレンとはスペイン語でベツレヘムの意味。そう、イエス・キリストが生まれた
場所ですね。クリスマスの飾りのベレンとはキリスト生誕シーンを再現した人形飾りのことで、
基本は生まれたばかりのイエスに父ヨセフと母マリア。または、それに東方の三賢王や天使、
羊飼いがいるものですが、ベツレヘムの町に聖書のシーンまで再現する大掛かりな
ジオラマバージョンまであります。大きさも手のひらにのるミニサイズから実物大まで実にさまざま。

<いつも見物客でいっぱいのバレンシア大聖堂のジオラマベレン>
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私の住む町では、市役所脇の広場を使って実物大の大規模なベレンが登場します。今のところ、
これより大がかりベレンは見たことがありません。広場の中にはイエスが生まれた馬小屋以外に、
鍛冶屋、パン屋、八百屋などがあり、本物の野菜がうわった畑や、あひるのいる池、ろばやらくだ、
羊、うさぎ、ブタ、七面鳥などの動物までセットされ、ちょっとしたテーマパークになります。
毎年レイアウトが変わり、何度見ても飽きません。

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いつもベレン広場の片隅にいるのが、このウン○おじさん。

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カタルーニャ語でカガネーと呼ばれるウン○人形は、カタルーニャ地方のクリスマス風物詩。
ベレンのどこかにカガネーを飾る習慣があるそうです。バレンシア郊外のわが町にも
カガネーがある辺りに、ここもカタルーニャ文化圏であることを感じます。

手のひらにのるミニサイズの例として、我が家の2つのベレンを紹介します。
これはボリビア土産のベレン。カラフルな色合いがアンデス文化を思わせます。

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そしてこれは、バレンシアのマニセス焼きのベレンです。シンプルにイエスと両親の3人のみ。

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スペイン各地にはベレン好きが集まるベレン愛好会があります。毎年少しずつ材料を増やして、
ジオラマベレン作りを楽しむ人も少なくありません。この季節になるとジオラマグッズを売るお店や
コーナーを目にします。私の住む町のベレン好きのお花屋さんは、趣味が高じて今や町にある
3つの教会のベレンを手掛る有名人です。

<ベレングッズの露店>
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<今はなきハティバ赤十字のベレン。愛好家のおばさん主導で作られたとか>
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また、ベレン博物館なるものも存在します。私はアリカンテにあるベレン博物館で、
粘土製の日本風ベレンを見つけました。いつ、どこで作られたものなのか気になりますね。

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アリカンテベレン博物館(入場無料)
http://www.belenante.com/museo/museo.htm

この時期にスペインにいらっしゃる方は、ぜひベレン見物を楽しんで頂きたいです。
いいお土産になりますよ^^

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