復活祭のフランス。

25 4月
2011年4月25日

さくらんぼ、りんご、ミモザ、マグノリア、水仙‥春を告げる花が満開のフランスです。 キリストの復活を祝う「パック」(復活祭)が間近で、(今年は4月23日。毎年日にちが変わります) 卵やにわとり、うさぎなどのモチーフのかわいらしい型で作られたショコラを子どもたちに贈ります。 お菓子屋さんのショーウインドーには、カラフルな色のリボンが結ばれたショコラが並び賑わいを見せる季節。
今日はフランスのパック(復活祭)の様子をお届けします。
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キリスト教では、復活祭の前に断食や質素な食事をする期間「カーレム」が行われます。その後のキリストが死からよみがえるお祝いとして、復活祭はキリスト教にとってもっとも大切な行事のひとつ。死から生という循環が、太陽の陽が長くなり夜よりも昼が長くなる春と重なり、精神的にも重要な意味を持つようです。
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卵は、誕生のシンボルとして復活祭には欠かせないもののひとつ。卵にイラストを描いて飾ったりプレゼントにすることも。 庭に卵型のショコラを隠して、ミサから帰った子どもたちが探し当て、何個のショコラを探すことができるかを楽しみます。
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コルシカ島では、固ゆで卵を詰めたブリオッシュを作ります。固ゆで卵は、から付きで色を付けて、ブリオッシュと共に焼き上げます。
パンに卵と牛乳をたっぷり含ませて焼いたお菓子(フレンチ・トーストのようなもの)を復活祭に食べる地域もあります。
プロバンス地方では、お菓子を刺した枝を子どもたちに贈ります。枝には、オレンジの砂糖漬けやパンが刺してあり、お菓子の枝は復活祭の子どもたちの楽しみのひとつ。
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また、ドイツに隣接するアルザス地方では、生け贄に見立てた子羊の形のケーキを食べる習慣があります。スポンジケーキのような軽い生地を羊の陶器の型に入れて焼く素朴なケーキ。陶器は、縦半分に割れる仕組みになっていて、そっと開けると子羊の形に焼き上がった黄金色のお菓子が。首にリボンをかけて、旗を立てれば、子羊のケーキ「アニョー・パスカル」の出来上がり。
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復活祭の時期にフランスを旅する機会があれば、ブーランジュリーやパティスリーを覗いてみて下さいね。かわいらしいお菓子やパンに出会えることでしょう。

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