ハイジの世界へ避暑旅行

17 8月
2010年8月17日
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前回の記事にも書いたように、すっかりイタリアの湖リゾートが気に入った私。
またしても蒸し暑いフィレンツェから逃げ出して、今度は北イタリアの端っこにあるMolveno(モルヴェーノ)湖に行ってきました。

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モルヴェーノ湖があるのは、北イタリア・トレンティーノ州、ちょうどオーストリアとの国境近くです。
この辺りではまだかろうじてイタリア語を話しますが、隣町ではほとんどの人がドイツ語を公用語にしているんだとか。
地元の人たちが話すイタリア語にはきついドイツ訛りがあり、一瞬違う言葉を話しているのかと思うほどです。

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こちらがモルヴェーノの町並み。
家の形がその他のイタリアの地域とはかなり異なるのがわかるでしょうか?

スキーリゾートとしても有名な寒い土地なので、雪に備えた三角形の屋根。
そして、チロリアン様式とでもいうんでしょうか、おとぎ話に出てきそうな可愛らしい木造の家が並びます。

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モルヴェーノ湖は、晴れていると湖面が青く輝く美しい湖。
夏日でも灼熱のフィレンツェに比べればずっと涼しく、湿度がないので爽やかです。

ちょうど私がやって来た日からイタリア全土が寒気に襲われ、お天気に恵まれず寒い日が続いたんですが・・・まぁ、避暑に来たんだから寒いからって文句は言えないですよね。

あんまり寒かったのでここでは水着姿になることはできず、カヌーやボート体験はできずじまいでした。
普段、もう少し暖かい日なら様々な体験レッスンが開かれているようですよ。

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しかし、たとえ湖で遊ぶことができなくても、心配ご無用!!
ここは子供の天国だなぁと思うくらい、子供たちの遊び場が充実しています。

湖添いは大きな公園になっていて、芝生広場はもちろん、様々な遊具、ビーチバレーコート、卓球、ミニバスケ、キャンプ場などなど、なんでもござれ。
芝生ではフリスビーや、たこ揚げをする家族連れも見かけました。
やっぱり湖は安心して子供を遊ばせられる場所が多いからか、家族連れの姿が目立ちます。

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地方によってがらりと食が変わるイタリア。

この辺りでは、ポレンタというトウモロコシの粉で作ったおかゆのようなものを、よく主食として食べます。

写真中央の黄色い塊が、ポレンタのソースがけ。
そこから時計回りに豚の角煮、フンギポルチーニ、地元産のサラミ。
どれも塩気がきついのは、寒い冬を乗り切る知恵なのかな?
食べた後どしんとお腹に来る、ボリュームのある一皿でした。

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そして、この辺りの郷土菓子と言えばこれ。
オーストリアやドイツでもよく食べられている、ストゥルーデルです。

リンゴとレーズンを、薄いパイ生地で包んで焼いた素朴なお菓子。
自然の中をハイキングした後、湖を前にして食べるとまた格別な美味しさです。

建物や言葉もそうですが、食事の内容もイタリアよりはオーストリアに近い印象を受けたモルヴェーノ。
それもそのはず、このあたりはアルプス山脈東部チロル地方の一つなんです。

イタリアに居ながらにして、アルプスの少女ハイジの世界に飛び込んだような気持ちになれる町でした。

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