丘の上の小さな都市、モンテリッジョーニ

22 6月
2010年6月22日
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フィレンツェとシエナをつなぐ道路を走っていると、丘の上に壁で囲まれた小さな町を見つけることができます。
モンテリッジョーニ。
円を描く570mほどの古い城壁によって、周囲から隔離された町です。

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高速道路を降りて上へ上へと登っていくと、見えてきました、モンテリッジョーニへの入り口です。

麓にある駐車場には、ドイツやスイスナンバーのキャンピングカーがずらり。
きっと、ヨーロッパからの観光客に人気の町なんでしょうね。

イタリアの古い都市には、他からの侵略を防ぐためにこうして見晴らしの良い丘の上に築かれたものが沢山あります。

特にこのモンテリッジョーニは、かつて犬猿の仲であったフィレンツェとシエナとの戦争において、フィレンツェを迎え打つためのシエナの前哨基地だったのだそうです。

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山道を登っていくと、ぽっかり口を開けた門が一つ。
周囲を壁で囲み、入り口を少なくするのも、敵の侵入を防ぐための古い知恵です。

門をくぐると、一気に中世にタイムトリップ!
どの建物も古く、中世の雰囲気を今に伝えています。

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モンテリッジョーニは井戸のある広場を中心に、古い教会と幾つかのレストラン、Bar、民家が並ぶ可愛らしい町です。
大都市のように観光客も多くないので、シエナへの道すがらにちょっと立ち寄って、のんびり昼食を食べるのにぴったりの場所。

土地の特産物も取り扱っているBarで昼食を買って、広場に面したテーブルで昼食を食べることにしました。

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お店の中はこんな風に、トスカーナのワインやパスタ、シエナ特産のお菓子など様々な食料品がずらりと並んでいます。
その場で食べたい場合は、ショーケースの中から好きな物を選んで、グラム単位で量り売りしてもらうことができます。

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じゃん。
こちらが本日の昼食、サラミとチーズの盛り合わせです。
もちろん、地元のワインと一緒に。
カリカリのおせんべいのような、薄焼きのパンも付けてもらいました。
温かい春の日差しを浴びながら美味しい物を食べて、のんびり休憩です。

腹ごなしをした後は、町の散策を兼ねてお散歩。

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このオリーブの公園は町の人々の憩いの場です。
この日は天気も良かったので、沢山の人が本を読んだり日光浴したりしていました。

モンテリッジョーニは端から端まで歩いても10分もかからないほどの、本当に小さくて素朴な町。
特に変わった物もないけれど、トスカーナの雄大な景色の中に輝く小さな宝石のような場所です。
中世の人々はこの城壁の中で、一体どんな毎日を過ごしていたんでしょうか?

遠い過去に思いを馳せる、楽しい寄り道になりました。

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