小さな万博!?世界の手工芸展

03 6月
2011年6月3日
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4月30日から5月8日までの9日間、フィレンツェの大型催事場フォルテッツァにて「Mostra Internazionale dell’Artigianato」というイベントが開かれました。

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これは世界中の手工芸品と制作アーティストなどを集めた、大規模な見本市。
ジュエリー、バッグ、家具や食器、食品、洋服など、数え切れない製品が並ぶ見所たっぷりのイベントです。

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フードコーナーには世界各国の味自慢たちがブースを出店し、沢山の人たちで賑わっていました。
きっと、ここで自国の料理や文化を味わってもらうことは、観光の面から言っても大きなピーアールになるんでしょうね。
国の代表として自国の伝統文化や伝統食を紹介する・・・小さな万博と言ってもいいかもしれません。
我らが日本も、フィレンツェにある日本人団体の方々が和食屋台を出し、大好評だったようです。

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こちらは私が夕飯をいただいた、チュニジアの食事スペース。
今年はチュニジアが自国ピーアールに大きく力を入れていたようで、広大なスペースを借りてアラブの美しい雰囲気を全面的にアピールしていました。
テント式の半屋外座席や、まるで古代文明のような手の込んだセットなど、細かい所までよく出来ています。
ここで食事を食べると、気分はもうアラブの大富豪です。

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チュニジア店のメニューは、クスクス、ベルベル人のリゾット、そしてラム・鶏・豚肉の中から一種類を選ぶというもの。
私はラム肉をチョイスしたんですが、肉もしっかり柔らかく煮込んであって、なかなか美味しかったです。
どの料理もスパイスが効いていて、ソースはかなり辛め。
ビールとの相性はもちろん、食後にいただいた甘いミント茶も辛さをスッキリ流してくれるので意外とお食事に合いました。

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お腹を満たした後は、「アーティスト館」方面へ。
ここには様々なアーティストが自身の作品と一緒にブースを出しています。

そんな中で、古代中国文字を描いているイタリア人男性画家を見つけました。
彼はフランコ・パリアルロさん。
美しい女性像が彼の主な創作テーマなんですが、同時に東洋の文字にも大きく興味を持っているんだとか。
聞けば日本人マエストロの元で書道を30年来習っているというんですから、本格的です。
「君たちの漢字文化は本当に神秘的で美しいね。」とフランコさん。
「西洋の美術学校では、東洋美術を学ぶ手段がないんだ。そういうコースもないし、教師もいない。学ぶ機会がないから、せっかくの偉大な東洋美術も知る機会がない。それはすごく残念なことだと思っているよ。」
東洋美術や東洋文字と、西洋美術との融合を目指すアーティスト。
こうやって直接作者と話ができるのも、見本市ならではの醍醐味です。

フランコ・パリアルロ公式サイト
www.altamiradecor.com

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