「マレーシアのタクシーは安いし便利!」

09 2月
2011年2月9日

マレーシアに滞在する多くの日本人がタクシーを批判する。
遠回りをされた、メーターを使わないで法外な料金を請求してきた、などが大概の内容で、「英語がよくしゃべれないから」、「まだ土地勘がないだろうと標的にされるんだ」と口を揃えてタクシーたたきを始める。

マレーシアでは今年からタクシーに新たな規則が制定され、運賃も昨年から値上げされている。それでも初乗りRM3.00(約80円)ととても安い。
メーター問題が一番多いのか、車輛ドアに”価格交渉なし”ステッカーを貼ることを強制されている。ステッカーには、
「This is a metered taxi. Haggling is Prohibited.(マレー語:Taksi ini menggunakan meter. Tawar menawar dilarang.)とあるが、なかなかどうして・・・。マレーシアの玄関であるKLIA(KL国際空港)から市内までの乗車チケットは空港内のカウンターで購入するのが規則となっているが、ここでもすでに白タクがフラフラと客寄せをしている。

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先日、1日のうちに目的地から目的地へと何回もタクシーを乗る機会があった。
普段は自家用車ばっかりなので、最近のタクシーのサービスぶりはいかがなほどかな、と興味津々。

さて、6台のタクシーに乗ったのだけど、私たちが日本人と知ると大概日本のよさを褒めてくれたり、「タクシーがつかまらなかったら、電話をして」「料金の交渉制で高いか安いかわからなかったら電話して」と電話番号をくれたり、食べ物の話しで盛り上がったり、気持ちよく話をするマレーシアらしいフレンドリーな運転手がほとんどだった。が、最悪のタクシー1台と忘れもしないだろう親切なタクシー1台にもぶつかった。

最悪だった方は、あらかじめ料金の交渉をして乗車したのだが、目的地についてから運転手がこう言った。「さっき決めた料金は2人の料金なんだ。もう一人いるのが見えなかったんでね。だから料金は○○○」と上乗せ料金をふっかけてきた。
「タクシーに乗って料金が人数で決まる?冗談じゃない!」と早くも頭に血が上った私は「タクシーが乗客の数で料金が違うなんて聞いたことないよ!バスじゃあるまいし」
そうしたら「いや人数で決まるんだ」と言い張る運転手。そんな変なこと言うんだったら会社に電話してみるから」とタクシー助手席に貼り付けてある運転手の身分証明を見て電話をしようとしたら、「もういい、いけいけ!!」とドアを閉められた。
こうした運転手にあたった後は気分が悪いったらありゃしない。

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次は見かけと反比例して親切だったタクシー。
その運転手は休憩中だったのか、車の外に出て他の運転手数人とおしゃべりをしていた。
「○○○へ行きたいんだけど」と言うとその運転手はだまっていたが、他の運転手たちが口々に「RM20だ!」と言い始めた。私たちがみんなで乗り込むと、何も言わずしてメーターを使い始めたのでちょっとビックリしてしまった。その運転手、悪いけどみかけは薄汚い浮浪者のようなおっさんだったから。やせていて洋服はそこらじゅうに穴が空き、よれよれ、10センチ以上はあるであろうアゴひげ、エアコンは効いているんだかいないんだかムンムン暑いし。また何か人悶着起きるんじゃないかと思って正直不安だった。
目的地(ある会社)に着いた私たちは、普通に料金を支払い何事もなかったのでまずは一安心した。
それから20分後 —– デジカメをシートの上に忘れていた、とそれを見つけた運転手はわざわざ届けてくれたのだった。一緒に同行していた本人は届けてくれるまでデジカメがないのに気がつかなかったという、これまたのんき極まりない人だったんだけど。
こんな親切な運転手もいるんだな、とうれしくなった。

マレーシアに来て、機会があったらタクシーに乗ってみるのもよい思い出になるだろう。
日本のようにシート席が純白に統一されているわけでもなく、クリーンさにも日本にはお呼びではないかもしれないが、フレンドリーなローカルの運転手とコミュニケーションすることによって、マレーシアがより暖かく身近な場所に感じられるかもしれない。

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