レフォルマ大通りは、メキシコシティーへ来たら、少なくとも一度は通ることであろうメキシコシティーが誇るメインストリートである。
まず、イベントがパレードをするとしたら、必ずこのレフォルマ大通りをパレードする。
写真の説明 :宣伝をかねたコカコーラのクリスマスのパレードに出発する準備をして、レフォルマ大通りの横道をふさいでいるパレードの車
しばしばあるデモも必ずレフォルマ大通りの一番のモニュメント独立記念塔からソカロ広場へ向かう。 週末によく行われるマラソン大会もレフォルマ大通りを車をシャットアウトして行われるし、日曜日は、車道も自転車天国になる。
そして、レフォルマ大通りは、美術館並みの芸術道路(?)、あっちこっちに彫刻オブジェが置かれている他、写真展や、季節ものの死者の日の飾りつけやらクリスマスのナシミエントの飾りつけの展示やら、噴水やら、レフォルマ通りを散歩するだけで、なんか楽しく、へーと思うようなものに出会える。
写真の説明 :Leonora Carrington という女性の彫刻家の彫刻、なんかユーモアがあって可愛い。
写真の説明 :日本メキシコ修好通商条約120周年記念およびメキシコシティー名古屋市友好姉妹都市31周年記念イベントの写真展覧会。もちろんレフォルマ大通りが展示場。
写真の説明 :レフォルマ大通りのロータリーの一つにある狩の女神ディアナの噴水
写真の説明 :クリスマスのこの時期には、ポーンセチアのクリスマスの花などを売る露天もレフォルマ大通りで許可されて、花を求めてやってくる人々もいっぱい。
ロータリーや道路の脇には英雄の銅像があっちこっとと建っていて、英雄道路なんて言う人もいる。
写真の説明 :各ロータリーなどにある英雄の銅像のひとつ、アステカ王国最後から2番目の王 クイトラーワックの像。 彼は勇敢にスペインの侵略者と戦ったが、メキシコにはなかった疫病天然痘の病で死んでしまった。
考えてみると、独立記念塔には独立の英雄像、ロータリーにはアステカ最後の皇帝クワテモック像、コロンブス像、北に向かって行くと、ホセ デ サン マルティン像、シモン ボリーバルの像、アステカ最後から2番目の王クイトラーワックetc.その他、ガンジン像やチャーチル像などもあるし。。。。 メキシコ史やラテンアメリカ史だけでなく壮大な世界史になるか?
建物もメキシコ一高いビルやら、日本大使館やらアメリカ大使館やら、株式市場の建物やらのオフィス街である。
レフォルマ通りの西のはずれは、チャプルテペック公園で、そこには博物館、美術館、植物園、動物園、ボート遊びなどのできる公園、遊園地などがあって、一日でも過ごせる場所である。 チャプルテペック公園内を散歩していると、野生のリスにもお目にかかれるだろう。
メキシコシティーが誇るメインストリートで観光の人もメキシコ人も多く散歩しているので、政府も気を遣い、今はやりのセグウェイに乗ったおまわりさんがしっきりなしに警備している。
写真の説明 :セグウェイに乗って巡回しているお回りさん。
このレフォルマ大通りは、広い並木道であるが、これが、フランスのかの有名なシャンゼリゼ通りに似せてつくったとか。 1864年~67年のフランスの統治、マクシミリアム皇帝時代にマクシミリアムが、シャンゼリゼが大好きだったという奥さんのカルロッタ王妃のために作ったと。 その当時は、カルロッタ王妃も散歩しただろうレフォルマ通り。
時間の余裕があったら、レフォルマ大通り散歩してみよう。
また、ちょっと楽しくセグウェイ乗って走ってみるのはいかが? セグウェイのレンタルができる。なんかるんるん気分でとっても楽しい! 乗った事がなくってもすぐ簡単に操作できる。 2時間40ドル。 英語やスペイン語が分からない場合、レフォルマ通りにある日系観光会社に申し込むといい。
写真の説明 : セグウェイに乗ってフェロルマ大通りを行く人。 日曜日は自転車天国の大通りになるので、歩道でなく、広い道を爽快に走れる。
レフォルマ大通りの散歩を楽しんでみよう。 ちょっと歩き疲れたら、好みの変わった形の芸術ベンチで一休み。
写真の説明 :独立記念塔前に記念写真を撮りに来ていた花嫁さんも、芸術ベンチの一つで一休み。