メキシコシティからの一日の旅 アルチチカ湖


大都会メキシコに住んでいると、時々田舎へ行きたくなる。
人がいなくって自然だけがいっぱいで美しい場所へ。
自然が有名になってしまった所は、やぱり観光地になって人が多い。
観光地になると、観光で来る人のための施設も整い、それはそれで、便利ではあるが、その自然を独り占めにできないで、
そしてお互い様ではあるが、自然を堪能しに来たつもりなのに、なんで、人ばかり目につくんだろうと、我がままな気分になってしまう。

だが、メキシコには、まだまだ、あまり人が行かない、観光地化されていない、だが、はっとするほど美しい自然が
ひっそりそのまま息づいている場所があるようだ。

友人と二人で、メキシコシティからプエブラ州にあるアルチチカ湖へ行った。
メキシコシティから東へプエブラ市を通りすごし、予定でもうひとつ誰も行かない遺跡カントナ遺跡へ行くつもりで、地図から判断して、田舎の村々をと通り抜けて、カントナ遺跡に一番近い村へ行くつもりが、人に聞くと、こっちの道を行ったがいいと言うので、先にアルチチカ湖へ回る事にした。
田舎道を通り抜け、大きな街道、ベラクルス州のペロテ市へ通じる道にでて、その街道をひたすら走る。
街道端には家々もあり、電線も通っているが、湖らしいものが見えない、人に聞くと、このあたりがアルチチカ湖らしい。

街道からは湖がほとんど見えない。だが、街道からそれて、車で坂道を降りてゆくとあった!
自然だけが存在する風景が。

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人が誰もいない風景が。いや一人だけ羊飼いの少年がいた。

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美しい自然は人間を感動させる。
ふっとため息がでる風景である。

湖が観光地になっていたら、早速、ボートがあったり、お土産屋やレストランなどがあるのが普通だろうが、そんな物が一切ない、誰もいない湖は、実にいい。

綺麗な透明な水が小波を打っている湖
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アルチチカ湖独特の自然が作ったゴツゴツの岩が岸辺に並んでいる風景

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水鳥が泳いでいる。
10歳という羊飼いの少年とその100頭ほどの羊やヤギ。
青い空と遠くに見える山そして湖

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実に静かで、牧歌的である。
美しい自然の風景を独り占めにしている気分は最高である。

この自然が、この湖がこのままの姿で、人間に汚されない事を願いながら、心残りにアルチチカ湖を後にした。

大きな街道でなく、アルチチカ湖から平原にたまには車が通るだろうので出来たような道を、そこは、まったく、人影のない野原、
ほとんど作物も作られていない平原、そこに出来たたった一つの人間の痕跡のような道、その野原を走り抜けて次の目的地に向かった。

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