クリスマス料理とモーレ


クリスマスである。クリスマスのディナー料理を作らなければ。。。。である。
一般的に、クルスマス料理の世界の定番はターキー、つまり七面鳥である。アメリカなども祭り事と言うとターキーがでてくるような話であるが。
文句をいう訳ではないが、七面鳥の原産地はメキシコであるのだ!アステカの王様も食べていたのだ!メキシコでその時は、クリスマスというのはなかったが。

田舎へ行くと、庭で七面鳥が放し飼いにされている。

01_01

その七面鳥を見ると、今年のクリスマスのお料理にされちゃうのかねえ?お前も。と、ついつい同情してしまう。
一年に一度の大振る舞いに。

01_02

写真の説明:七面鳥もこうなり、クリスマスのご馳走に。

世界で、いつから誰がクルスマス料理に七面鳥の丸焼きと言う定番をつくったものかは知らない。
だが、七面鳥の原産地のメキシコであるが、メキシコの庶民はクルスマスにそれほど七面鳥を食べる訳ではない。
私なぞの好みを言うと、七面鳥より鶏の方が美味しいと思う、値段の差で、好みを決めているわけではないが。

各家庭で、クリスマス料理は、それぞれその家庭の習いというのもあるようである。
我が家の定番を言うと、これは我が姑が元気だった頃から、舅がボーナスのオマケで七面鳥を貰って来た年を除いては、
海老スープ、バカラオ(干しタラのトマト煮料理)、ロメリート(モーレ料理のクリスマスの時だけのバリエーション)+メキシコ飯付き、エンサラーダ デ ノチェ ブエノ(聖夜サラダ)、ポンチェ(フルーツを煮出した暖かい飲み物)と言ったところ。

姑が元気だった頃は、毎年姑が、朝からこれらの料理を作っていた。姑が寝たきりになってしまった3年間は私が姑の口頭レシピでこれらを作った。
姑の楽しみは、家族みんなが集まって自分の作った料理を堪能するのを見る事だったようだ。

その姑もいないので、私も怠けて、今年はバーベキューにする予定。
つい最近、家の屋上にバーベキュー用のコンロを備え付けたのを初下しというので。
あまりクルスマス料理にふさわしくないのだが、手間抜きなのだ。
だが、海老スープとエンサラーダ デ ノチェ ブエノとポンチェは作る予定。

ところでメキシコ料理というのは、他の国の料理を知らないから自慢して言うが、なかなか奥深いバリエーションが豊かなお料理と思う。
その究極のメキシコ料理と言えるものがモーレである。

そして、お祭り料理と言うとこのモーレ料理が必須料理のように現われる。
唐辛子もカカオもメキシコが原産で大昔からあった訳であるが、その色んな種類の唐辛子、チョコレート、ナッツ類、たまねぎ、トマト、ゴマ、色んなスパイスetcの20種類以上の材料を潰して練って時間をかけて煮込んで、カレーのルーと同じようにモーレソースを作るのである。
昔は、それぞれ自分の家庭でその気の遠くなるような作業をして、モーレソースを作ったのであろうが、今はカレーの元と同じで、市場にも、スパーにもモーレの元が山になって売っているので、いまどき、家庭でそのモーレソースを作る人はほとんどいないだろ。

モーレと言うと特にプエブラ、オアハカが有名であるが、各地方それぞれの特徴のあるモーレがあるようだ。
モーレソースは、その唐辛子とチョコレートで簡単に言うと甘辛いであり、初めて食べる人は、なんだ?こりゃあ?の料理である。
鶏肉や七面鳥の肉などにモーレソースをかけ、添えにメキシコご飯が一緒に皿にもられて出てくる。
何回か味わって食べるとモーレの虜になる人が意外と多い。それほど奥深い料理であるのだ。

是非、メキシコへいらっしゃった際には、一度お試しあれ!
ただし、お腹の調子がイマイチの時や胃腸の弱い人にはお勧めしない。

さて、そのモーレ料理が、クルスマスのディナーではロメリートとなる。
ロメリートというのは野菜で日本ではおかひじきというらしいが、メキシコではこのクリスマスの時期だけ市場に出てくる。
そのロメリートを干し海老の団子などと一緒に、モーレソースに入れ煮込んだものがクルスマスのモーレ料理、ロメリートである。

01_03

原稿書いているうちに、やっぱりロメリートもバカラオもやっぱり食べたいなあ、と思ってしまったけど。
メキシコでは、クリスマス料理も年越し料理も似たりよったりのお料理だから、年越し料理に作る事にしよう。

それでは、フェリース ナビダ!!楽しいクリスマスを!!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です