メキシコ州への旅


メキシコシティから、一日の旅となると、日本からの旅行者は、世界遺産のプエブラ市とチョルーラとか、やはり世界遺産の教会があるクエルナバカと銀の町でありコロニアル都市であるタスコと言うコース、または、クエルナバカ&世界遺産の遺跡ソチカルコというコースになる。

だが、もし、メキシコシティが2度目の旅だったりして、ちょっと目先を変えての人はやはりメキシコシティの隣の州、メキシコ州への旅はどうだろうか?
メキシコ州には、皆が必ず行くティオティワカンのピラミッドもあるが、それはメキシコシティから北に向かうが、メキシコ州というのはメキシコシティの北から東そして西とメキシコシティの周りを囲うように広がる州である。
メキシコ州の州都トルカに向かう、つまり西に向かう旅である。

メキシコシティは東西南北を山に囲まれた盆地であるから、西側の山越えをしてメキシコシティよりなお標高の高いトルカ市へ車で約1時間15分ほど。
途中は、メキシコシティでももっとも開発発展のすごい大ショッピングセンターと新企業のビルが立ち並ぶビルの町サンタ フェを過ぎると、緑深い森林そして、広い高原のマルケッサ公園を抜けトルカ市に着く。マルケッサ公園の道路わきにはメキシコ風ドライブインがいっぱい。そこで鱒料理などもいい。

トルカ市の中心地ソカロ広場の周辺の一番の見ものは、建物の総面がステンドガラスの植物園cosmovitral(コスモビトゥラル)である。
さすがダイナミック大好きのメキシコである。「人類と宇宙」というテーマのステンドガラスの壮大な絵には、実に圧倒される。

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もちろん植物園だから、植物好きにもお勧めだけど、このステンドガラスのすごさはやっぱり是非一見すべきである。
植物園の中には、日本人の植物学者で、メキシコに永住しメキシコの植物学に貢献した松田英二氏の胸像がある。

ソカロ広場からすぐの場所に前の記事でも書いた日系二世のルイス西沢氏の美術館がある。ここも覗きたいものである。

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写真の説明:西沢博物館にもステンドガラスの絵が。

トルカから数キロの町メテッペクへ行こう!
ここはメキシコの民芸の一つ「生命の樹」生産の町である。つまり陶芸の町である。

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カラフルな「生命の樹」は、実にメキシコチックである。

「生命の樹」については、実は、前回の記事「世界樹 聖なる樹 セイバの樹」の中でもちょっと取り上げたかったが、とりとめのない文になるようでやめた。
「生命の樹」のモチーフの本来のものは、アダムとイブが描かれ、つまりキリスト教の人間誕生の意味があるものである。
それはつまりカトリックが伝道されてからの考えであるだろうが、メキシコ本来の世界樹の考えにも何処かで通じるものがあるような気がする。

また、メキシコの遺跡から出ている香炉などの陶芸品はものすごい沢山のピースを組み合わせて作られているが、やはり沢山のピースを組み合わせて作った「生命の樹」の技術は1000年1500年の長い伝統技術が今に伝わって作られているのだろう。

「生命の樹」は細かいピース作りで、手の込んだ民芸品である故に、お値段も安くはないが、実にメキシコらしいものでやっぱりお土産に一つほしくなりそうだ。
町の中心地区は、生命の樹をはじめとして、沢山の民芸品のお店が軒を並べている。
細かな生命の樹などは結構高いが、太陽と月などの壁掛けなど実に、これがメキシコだ!風のものが多いので、お土産選びも実に楽しい。
町を散歩してみると、いたる所に陶芸の飾り物が見られてそれも楽しい。

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教会のある丘にも登ろう!
教会への階段の下に、大きな陶器の生命の樹を描いた壁画がある。これも生命の樹の町のシンボルであろうか。

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丘の上からトルカ市の町が一望できる。

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さて、時間の余裕があったら、メテペックから20分くらいで行けるメキシコ州の動物園や、テオテナンゴの遺跡へも行こう!
それについては、次の機会に。

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