カンデラリアの日


去年の記事で「三賢人の日のロスカ」を書いたが、その続編

三賢人の日にメキシコの人は、家族皆で、又職場で、友達同士で集まって、ロスカの菓子パンを切って食べて、その食べたパンの中に セルロイドの小さな裸のキリスト人形が入っていた人は、赤ちゃんのキリストのパドリーノス(代父母)になるというわけだそうだ。

それで、赤ちゃんのキリストのパドリーノスはカンデラリア聖母の日(2月2日)には、キリストの赤ちゃん人形に洋服を着せて着飾って、 教会へ連れて行く、そして、パドリーノスは、タマレスを作って皆に振舞うという訳だ。

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写真の説明:教会のミサに行って神父さんに祝福してもらうのを待つ素敵な洋服を着たキリストの赤ちゃん人形

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写真の説明:この日は、何処の教会も大勢の人が人形を抱いてやってきて、教会堂の庭まで溢れてる人。

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写真の説明:教会に花も持ってゆくので、教会の前では花売りも商売

パンの中に入っていた裸のキリスト人形に洋服を着せてというのはあまりないようだが、でも赤ちゃんキリスト人形の洋服を売っているお店を覗いたら、 この小さなセルロイドの人形にも洋服着せてあったから、やっぱりあるのかな?

でも多くの人が、ロスカのパンで人形が当たったかどうかでもなくっても、このカンデラリアの日には、自分の家の赤ちゃんのキリスト人形に素敵な洋服やら、 その他の装飾で着飾って、籠や椅子に乗せて教会のミサにつれて行って、キリスト人形を祝福してもらって、家に飾っておくのだろう。

パドリーノスというのは、代父母というキリスト教の習慣で、子供が生まれて洗礼するとき、その子のパドリーノスなるという事は、その両親と同様に、 特に親が子供の面倒を見れないという状況だとしたら、親に代わってその子供を育てる義務があるという関係を結ぶと言う、助け合いの関係という訳で、 子供をとおしてコンパドレスの関係を結んだ親とパドリーノスは、兄弟以上の助け合い関係、信頼関係を結ぶというものであったというのが昔の習いらしい。

今は、あまり、育てるまでの義務をするという事はもちろんないが、コンパドレスの関係を結んだら、お互いに親友として助け合うという関係になったと解釈されるだろう。 よく、メキシコはコンパドレス社会と言うが、それは良いにつけ悪いにつけだろ。 つまりコネ社会というやつか?

着せ替え人形が好きなのは、女の子だけではないのだろう。 赤ちゃん人形に洋服を着せて着飾るは、女性の母性本能なのだろうか。 昔女性の修道院だった博物館に修道女達の遺品が展示されているが、赤ちゃんの人形にその洋服もあった。 修道女達は、一生を処女で修道院の中だけで過ごす。そんな修道女の慰みは赤ちゃん人形とか?

ちょっと話が逸れたが、カンデラリアの日の前、兎に角お店、市場、露店などで、キリストの赤ちゃんの洋服が飛ぶように売れる!らしい。 特に最近は、流行なのか、大繁盛らしい。

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写真の説明:カンデラリアの日の当日まで、露店でも赤ちゃんのキリストの洋服が売られている。

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写真の説明:イエス キリストさんって男の子なんだけど、こんな可愛い女の子のお洋服ぽいんだよね。

 

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