春分の日、遺跡に行く人々


何故か?いつからか?大勢の人が、春分の日パワースポイントと言われる遺跡へ行く。
特に、ティオティワカンの太陽のピラミッドを目指す人は毎年ウン十万人。
太陽パワーを、太陽エネルギーを授かり、一年の幸運を願うのだそうだ。

遺跡というのは、昔、神様を祭った場所だから、神聖な場所と考えれば道理なのかもしれないが、
今のメキシコ人は、皆カトリックなのだがら、異教と言えないか?とも、私などは思ってしまうが、なんのその、メキシコの人は兎に角信心深いのだ、何でも信じてしまう?
人が良いと言えば、そう信じるからこそ、わざわざ、人がワンさかで、車のラッシュもなんのその、ピラミッドに登るにも、長い行列で、1時間待ち、2時間待ちの
苦行に耐えるのか?

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写真の説明:早朝にピラミッドに着いたが、もう、長蛇の列

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写真の説明:朝から太陽はサンサンと太陽エネルギーを授かりに来た人々にふり降注いでいた。

私もガイドをしていて、何年かに一度は、この日にティオティワカンのツアーに当たる。
この日に当たったら、普段の2~3倍の時間と労力を強いられるのを覚悟する。
朝、出来るだけ早く、朝食を済ませてもらって、まっしぐらにティオティワカンへ。

さすが、遺跡管理側も、何十年の経験で、昔に比べると、管理が上手になったと今回思った。
お客様の回転がスムーズになったようだ。
前は、そりゃあ、駐車場確保も、遺跡を歩くのも大変だった。ましてや、ピラミッドに登るなんて、不可能と言うもんだった。
物売りはワンさワンさこの日に当て込んで商売商売、広場やメインストリートの死者の道で、祈り踊る人の群れ群れ。
太陽のピラミッドの壁面という壁面いっぱいににへばり付いて12時を待つ人々。

だが、今は、遺跡の周りの道は、全て車進入禁止、遺跡から2キロ先あたりの畑が駐車場になり、そこから皆徒歩である。
普段は、月のピラミッドと太陽のピラミッドの間の道、約1キロ弱しか歩かないのだが、この日は、お客様も8キロくらいを歩いてもらうしか仕方ない。
昔はピラミッドの壁面に取り付いてそこでたっぷり人々は太陽エネルギーを享受して何時間も居座っていたが、
今は頂上に登った人は、順次、太陽パワーをさっさともらって、さっさと降りなければならない。

そんな訳で今回は、早朝に出かけた甲斐があって、並んでから約1時間10分ほどで、太陽のピラミッド登頂を果たした。

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写真の説明:頂上に上って下をみると、行列はピラミッドをぐるりと回って、ますます伸びていた。

去年この日のツアーに当たった友人は、3時間半以上かかったと言っていたから、今回は楽勝だったぞ。

昔に比べて、物売りの人数も、制限されているようだったし、踊りも禁止されているのか少なかったので、人ごみを掻き分けて行くという事もなかった。
それでも、遺跡に到着してから、太陽と月の二つのピラミッドを制覇して、遺跡の近くの昼ごはんのレストランにたどり着くまでに、、歩いて歩いて4時間半。

お客様もたぷり太陽エネルギーを貰って満足、満足。今年は幸運だぞ!

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写真の説明:ピラミッドの上で太陽エネルギーを受ける人々

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写真の説明:太陽のピラミッド

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写真の説明:先住民踊りをして祈る人

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