防塞都市 ソチカルコ遺跡


メキシコシティから行ける世界遺産の遺跡と言うと、まず、ティオティワカンの遺跡であり、規模的にもまずティオティワカンへ行くというのが当然であろう。
だが、もう一日時間がある人は、世界遺産の遺跡ソチカルコへ是非どうぞ!

MX_0102_0101

写真の説明:二つの象形文字のステラの広場の都で一番大きなピラミッド。雨の神トラロックを祭った神殿ピラミッド

ツアーでは、世界遺産「ポポカテペトル山麓の16世紀初頭の14の修道院跡」の一つであるクエルナバカのカテドラル教会を見て、ソチカルコ遺跡へと言うパターン。
また、時間的に無理をすれば、それに、もうひとつコロニアル都市、銀の町タスコを追加する事も可能で、盛り沢山ツアーもあったりする。

高速を外れて、田舎の村を抜けると、もう、何もない。道路はちゃんとある。電線もない。(遺跡の博物館は、太陽熱利用でエコー博物館)
で、上り坂の道路を行くと、ソチカルコの遺跡が130mくらいの丘に突如現われる。

MX_0102_0102

写真の説明:博物館から遺跡全体を眺める。

ソチカルコは山の山頂を平らにして作られた町。山の上に作られた防塞都市である。
ソチカルコは650年~900年 当にティオティワカンが衰退し崩壊した時期に興りそして250年後には、やはり都は焼かれ破壊され崩壊した都。
ティオティワカン崩壊後の時代は、戦国時代というか?
いくつかの国々が連立した形で、防塞的都をつくり、敵の侵入を都作りの最重要事項とした事が窺われる。
言ってみれば、日本の山城のようなものか?
山の側面は、何重にも段々畑風の塀と堀で囲んだらしい。
そして、山の最上が、一番重要な宗教センターであり、支配者階級の住居もそこにある。

丘の遺跡の最上段の広場に、最も有名かつ重要な素晴らしいピラミッド神殿、羽毛の生えた蛇神のケッツアルコーアトル神殿がある。

MX_0102_0103

写真の説明:ケッツアルコーアトル神殿のレリーフの一部

石のレリーフが残り、それは、何を物語るのか?

ここで国際会議が開かれた?
暦の修正をした?
皆既日食の記録?
多くの他部族から租税を徴収した記録?
武器を持った兵士は軍事国家のソチカルコの兵士?
ソチカルコの「二つの球技場を動かし背負う王」は、新しい火の祭りをした?
長い袋を持った神官達らしい人物は何を表す?
ケッツアルコーアトルが主神となる事が決められた?
伝説の地、タモアンチャンは、ソチカルコ?

メソアメリカ文明は天文学に優れていた事は周知だが、ソチカルコにも天文台があった!
洞窟天文台だが。

MX_0102_0104

写真の説明:洞窟天文台の煙突から太陽が差し込む

MX_0102_0105

写真の説明:洞窟天文台で、話を聞く学生さん達。

洞窟に作られた煙突の穴から太陽の直射日光が入る日を観察するという。

メキシコシティで時間の余裕があって、遺跡好きの人は、是非ソチカルコ遺跡にも足を運んでみてはいかが?

MX_0102_0106

MX_0102_0107

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です