世界遺産の洞窟って、いかに?その2


その絶壁の岩の横を登る、山登りコースにはいる。

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その岩絵の見えた丘の上に出ると、なんとそこは畑がある。オアハカ地方の名産のお酒メスカルの材料にするアガベ畑など。

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その畑は石もゴロゴロだが、昔の時代の土器の破片がいっぱい。

その畑の向こうで仕事しているおじいさんがいて、その近くにはそのおじいさんの家らしい小屋まである。
ヤグール遺跡の一部の建造物の跡らしいものもある。この高台の建造物は、当時見張り台の役割をした建物だったらしい。

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高台から、下を見下ろす。
丘が入り江のように入り込んだところがあり、案内の人は、そこはその又昔々は海の入り江だった?と。

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確かに大昔は、メキシコは今の地図とはまるまる違って、メキシコ大陸のほとんどが海だったらしいけど。

さてさて、その肝心の世界遺産指定の洞窟であるが。
白い馬という丘の周りの洞窟に、一万年の昔にメキシコでも最初の農業をやった人達が住んだという事であり。
そこに、岩絵も描いたという事である。
そして、その後の時代、モンテ・アルバンが栄えた同時代にこの場所にも人が住みヤグールの都も栄えたという事である。

世界遺産になったとはいえ、まだ、誰も観光に来ない、来れないのだから、道はもちろんない。
枯れ草や大きなサボテンの生える道なき道や畑の中を歩いて、丘をぐるりと回る形で、洞窟めぐりである。

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丘はところどころはクライマー達の恰好の場所らしく絶壁の岩壁に差し込まれた鉄の鎖がある。

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写真の説明:鎖が岩についているけど、分かるかな?

いくつかの洞窟には岩絵も描かれているものもある。
だが、色が残っているのは分かるが、あまり絵の様子がわからない。
なかでもはっきり分かる絵は赤い人の手の形。これははっきり分かった。これは手形である。

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このような赤い手形は、メキシコの他の遺跡でもある。
よく知られているのは、ウシュマル遺跡の尼僧院のアーチの入り口の壁にいくつも見られる赤い手形がある。

うちの旦那は、すぐ言う。
「これは、先史時代の昔のものじゃあないだろう、誰かの落書きだろう。」
案内人の人は、「いや昔のものだ!専門家がちゃんと言ってる!じゃあもっと他のも案内する!」と。
うちの旦那は専門家ではないのだから、余分な事を言わないでもいいのだが。。。。

洞窟はいっぱいある。

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それにしても、洞窟よっては黒ずんだ焚き火の跡があり、それは土地の人が、畑耕作や牧畜にきて洞窟で焚き火をした跡らしいし、
その洞窟の地面は、馬などの糞の層もできている。馬と人間(現代の)が洞窟で、焚き火をして、仮小屋代わりにしているというものだ。
メキシコ革命時代には、革命兵士達もこの洞窟を隠れ家としたと聞いた。
そして、今現在、ある洞窟の一つに住んでいる人もいると。

旅行社の人も言ったが、せっかく世界遺産に指定された洞窟なんだから、保存しないとねえ。
さもないと、わずかに残っている岩絵もますます消えて、ただの洞窟だ。一万年以上前にそこに農耕する人が住んだという事実だけで。

時代は違うかもしれないが、シエラ・サンフランシスコの洞窟の岩絵ほどよく残っていないこの岩絵や洞窟だけでは、観光のアトラクションにはならないかも?

旅行社の人は、「観光客を呼ぶには、遊歩道もつくり、それなりにしないと。それには、土地の人達とも話し合いをしてゆかないと。。。。。」と。

そう、世界遺産に指定されたから、はい、じゃあ、観光客がいっぱいやってくるだろうというのは、???だろう。

そこでうちの旦那また言う。
「世界遺産だからと言って、洞窟だけで観光客を呼ぶのは無理だろう、今はエコロジーツアーというのも流行だから、世界遺産とエコツアーをミックスして、
ここの自然環境を説明できるツアーを考えるべきだろうね。」
うちの旦那もたまにはまともな事言う時もあるかあ?

旦那の「この手形の絵は、昔のものじゃあない」説に、ちょっとムキになった案内人の他の岩絵も案内するというのを、時間がないからと断って、2時間ほどの
わが家族のメキシコ2010年世界遺産のほんの一部であるだろうが(世界遺産の指定の範囲は5000ヘクタールの地区)初お目見えツアーを終了。

一年後かに、遊歩道が作られ、観光ルートになるか?

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