民芸品工房を訪ねる。その1(オアハカの旅)


メキシコ旅行への興味、楽しみと言うと何だろう?
やっぱり数ある遺跡見学、特に世界遺産になってるような。
人によっては、特に女の人は、それだけでなく、買い物という人もあるかもしれない。
買い物と言ってもメキシコは、流行のファッションやブッティック商品やメーカ商品がというのはこれと言うほどないようだ。

だが、メキシコで買い物となると、テキーラのようなもの以外だったら、なんと言っても民芸品という事になる。
民芸品と言うと、先住民の人たちが代々受け継いできた伝統的細かな作業で作り上げた手作り商品である。
民芸品は先住民の人たちが受け継いできた伝統工芸であるのだ。
それ故、その多くは、オアハカ州、ミチュワカン州、チャパス州、ゲレロ州などの先住民の血を持つ人が多い地区で、作られている。
しかも、一つ一つの村で、その村の工芸品というように、村の人たちがみんな同じ民芸品を作っている。
村の人々の生活の糧である民芸品作りである。

この何事も機械づくりの既製品が多い時代に、彼らは一つの商品を作り上げるのに、何ヶ月も手作業で日々、家族皆で家内作業で民芸品を作っている。

今回、オアハカ在住の日本女性で、メキシコの民芸品に惚れ込み、オアハカ地方の民芸品を日本の人に知ってもらう努力をして、その販売をしている方に、オアハカ州のいくつかの村の、特に彼女のお勧めの民芸品作りをしている人たちの工房を案内してもらった。
旅行者だけでは、ふらっと、工房を訪ねるというのは、なかなかできないが、彼女の仕事でのコンタクトでありがとう!です。

オコトラン・デ・モレロス村で、アギラール家の土器の人形工房。

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写真の説明:アギラール家の工房兼住まいの入り口。人形が飾ってある。

アギラール家は兄弟がそれぞれ親から受け継いで、家内工房で土人形を作っている。
焼き物であるが、メキシコの焼き物は低温での素焼きにカラフルな色付けされた人形達。
その人形達が素朴である。表情も豊かで、兎に角カラフルで楽しい。いかにもメキシコ風人形達。
民芸品でも、メキシコ人独特の前衛的というか超リアリズム的と言うかの芸術的なユニークな作品もあって面白い。
女の子が可愛い!と叫びそうな人形達。手作りの良さがにじんでいる。
小さなものだと、ほんの数ペソ。いいのこんな値段で?だが。
オアハカの民族衣装の人形など、メキシコらしいお土産でいいだろうな。
ただ、素焼きだから、壊さないように荷造りする必要ありだ。
メキシコの民芸品工房は、皆家庭内工房だから、メキシコの田舎の民家の生活がそこにあり、そんな様子も垣間見れると言った感じ。

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サンアントニーノ村で、文房具屋をしながら刺繍のブラウス(ウイピリ)作りをする刺繍の名人を訪ねる。
私達が訪ねたら、「ちょっと、待ってね。」と言って、お店のシャッターをガラガラ閉めてアテンドしてくれた。
ウイピリというのは、刺繍のブラウスやワンピースであるが、これは、各地方の民族がそれぞれまた違ったウイピリを作り着ているのだが、その手作りの刺繍がすごい!
手の込んだものは、何ヶ月もかかって製作すると。
ここで、小柄な名人が刺繍の手ほどきをしてくれた。
彼女は、子供の頃からやっていると。
姉妹達は、皆親から学んだ刺繍はせずに、他の仕事をしていて、彼女にも、こんな手間のかかる仕事は止めなと言うが、自分は好きだから続けていると。
そうだろうな。こんな気の遠くなるような仕事、好きと食べるため以外にはできないよね。
うちの娘が数ヶ月かけて作ったというお値段的には中くらいのブラウスを買った。
500ペソ(約4,000円)。数ヶ月の仕事が500ペソねえ。気が遠くなるよ。
私は数針刺繍やってみたけど、目がショボショボ、肩がコリコリ気分。

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次の民芸品工房は、「民芸品工房を訪ねる。その2(オアハカの旅)」へ続く!

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