ゲラゲツァの踊り


オアハカの民族舞踊フェスティバル、ゲラゲツァの祭りは大変有名で、外国の観光客も、この祭りを目当てにやってくる。 毎年、7月の第三月曜日と第四月曜日なので、それに旅の日程を合わせないとゲラゲツァの祭りを見られないという事になる。 この祭り日は、兎に角、オアハカの町中、観光客でいっぱいになるのだから、ホテルも何もかも、いっぱいで、早めに予約をしておかないと大変な目にあうかも?の日であるようだ。 オアハカ の魅力は、もちろんゲラゲツァだけではないわけだから、賑やかなゲラゲツァの祭りだけが目的の人は兎も角、オアハカの色んな旅を楽しみたい人は、むしろゲラゲツァの日を避けた方がいいのかも。

では、ゲラゲツァの日にオアハカへ行かなかったら、オアハカ地方の各民族の華やかな衣装とその踊りを見られないか?と言うと、そんな事はない! あまりにも有名なゲラゲツァ故、レストランなどでショーとして見せてくれる。 ゲラゲツァの祭りほど大々的で大勢の踊り子さんとはいかなくっても、充分、華やかな民族衣装やその踊りを楽しむ事ができる。

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ゲラゲツァとは、先住民語で、「相互の助け合い・贈り物」の意味だそうだ。 日本の田舎で昔、農作業の忙しい時、また、家を作る建前の時など、大勢の人の労働を必要とした時、結という、お互いの労働の助け合い、扶助をした。 また、多くの費用も必要とした時、ご祝儀の扶助、贈り物もある意味助け合いになるかもしれない。

私の子供の頃も、まだ結の習慣はあった。 今のような農機具がなかったので手で田植えや稲刈りなどした。 その農作業をお互いに一日で済ませるために、近所の人がみんな来てくれてみんなで仕事をした。 その家の女性は、おこびる(お小昼)のご馳走を作るのにかかり切りで、結構なご馳走を出した。 わいわい近所中の大人も子供も集まっての仕事、おこびるで、まるで祭り事のように楽しかった思い出がある。

多分、日本の結のような習慣と共通するものが、メキシコの田舎にもあったのだと思う。 それが、ゲラゲツァの語源だろう。 相互扶助の労働の後は、飲んで食べて踊って!というのは当然あるだろう。 そして、自分達の民族の誇りでもある民族衣装でみんなで踊る。 踊りと音楽は、太古の昔から、人々が事ある事に楽しんできたものだろう。

もともとゲラゲツァの起源は、先住民時代、トウモロコシの女神の豊穣祈願の祭りであったと。 スペインの植民地時代になってから、トウモロコシの女神はカトリックのカルメン聖母に代わったが。

オアハカ地方を旅したら、一夜、オアハカ地方の食事に舌鼓を打ちながら、カラフルな民族衣装のゲラゲツァの踊りを楽しむのも、お勧め。

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以下3つの写真は、広場で行われていた子供達のゲラゲツァの踊りの様子。

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