メキシコ人の母なるグアダルーペ聖母信仰のすごさ。


メキシコ人のほとんどの人は大変熱心なカトリック信仰である。  人口の88%~90%と言われている。

これは、スペイン征服後の征服者の、また、植民地支配政策であったのがカトリック布教であった訳で  それ以来と言う事になる訳だ。

そのカトリックの総本山、カトリックローマ教会の認める世界三大奇跡の聖地の一つであるのが、   グアダルーペ寺院であり、その聖母がグアダルーペである。  それは、褐色のインディヘナの聖母である。

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その教会がある場所は、まさに、スペインに征服されたアステカ王国の人々の聖地であった。  トナンティウと言う名の女神の聖地であったのだ。つまり、グアダルーペはトナンティウでもある訳だ。

それは、カトリックの聖母と言われているけれど、宗教の名前や聖母の名前は変わったけれど、当に、  メキシコ人が母なる神を信仰し続けている事にかわりないのかもしれない。

カトリックは、キリスト、聖母マリア、聖人など多くの偶像を拝み信仰する宗教であるようだ。  だから、メキシコには、何処に行っても古い植民地時代に築かれた多くの教会に多くの偶像が信仰されている。    だが、その中でも、このグアダルーペ信仰は、飛びぬけてメキシコ人の信仰を得ている聖母である。

まあ、聖母の奇跡のお話は、観光本にも、沢山載っている事でカットして。

聖地に巡礼にやってくる人は、一年中だ。  特に、聖母の祭日12月12日に向けてすごくなるのであるが。    普段でも、時にすごい事になる。

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(写真説明 :巡礼街道も人でいっぱい。奥に見える教会が、植民地時代の古い本堂)

毎年、多くの村人も巡礼団を組んでやって来る訳だが  ケレタロ方面からやって来たその巡礼団、5万以上の人が、15日くらい徒歩で、  野宿して、炎天下を、雨も降るだろう中を、400キロ以上の道を、グアダルーペの旗を掲げ、  グアダルーペの歌を歌いながらやってきた。

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(写真説明 各地区の巡礼団が次々にグアダルーペ教会の広場に到着。        右の建物が古い教会堂、傾いているのが分かる?)

このケレタロからの恒例の巡礼団は、今年で117年目と。毎年やってくると。  赤ちゃんを抱いて、子供の手を引き、荷物を背負って、老人、大人、若者、子供 本当に村中、町中の人が。

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(写真説明: 新しい大きな教会でミサが一日中行われているが、大きな巡礼団が入ると、教会堂には入り切れない         ので、広場の人々のために、教会の外の壁に作られたの壇上からミサが行われる。         だが、全ての広場の人が、熱心に説教を聴いているとは思えない。巡礼する事に意義があるのかも?)    あー、信仰のすごさを思う。

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(写真説明 : 広場に集まる人々。大きな銅像は、ヨハネ パブロ二世。  1979年最初に、そして合計5回メキシコに来て、メキシコの人々に大歓迎を受けました。)

全て、仕事も、なにもかも放棄して、ただ、ひたすら、グアダルーペ聖母にお祈りに来る。

高速を歩いてやってくる。車にひかれないか?トイレや食事はどうするんだ?と人事ながら、  心配してしまいそう。ちゃんと、村中で組織してくるんだろうけど。

人々はグアダルーペ聖母に何を願い祈っているのだろう?  家族の病気を奇跡の力を持つ聖母に治してほしいと?  生活が向上してと願って?  家内安全健康?生活安定?  全て、神に祈る信仰とは、願いとは万国共通かもだけど。

広場で、疲れ眠る人。食事をする人。

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(写真説明 :今夜も最後、ここで皆、この広場で野宿でしょう)

聖母に願いを叶えてもらうには、苦労して巡礼する事で報われるのか?

 

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