メキシコのある村のカーニバル


メキシコでも、いろんな町でカーニバルがある。 一般的には、仮装行列や、美人コンテスト並に女性達を乗せた山車で、賑やかな音楽と共にパレードするといったもの。

メキシコシティーから、東へ2時間プエブラ州の州都のプエブラの手前の小さな村 ウエホティンゴ。 農業の村、5000m以上のポポカテペトルとイスワトルシワトルの二つの山の麓の村。

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そこで、毎年、村人全員参加の、懐をはたいて衣装作りをした、彼らの誇りとする独特のカーニバルがある。

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1862年からのフランスの侵略戦争で、プエブラの町とその周辺の村人は、勇敢に戦かった。 そして、唯一そのプェブラの戦いでは、フランス軍に勝ったと言う。 このプエブラの戦いはメキシコ人の誇りとなり、5月5日はプエブラ戦勝記念日である。

そう言う歴史を、カーニバルの仮装パレード、劇の中で表現しているという。 この地だけの独特のカーニバルでもある訳である。 仮装は、いろいろあるのだが、基本的にフランス軍を現わすグループ、メキシコ軍を現わすグループがあるが、その衣裳の区別はあまりわからない。 背中にフランスの旗の印をつけた火薬箱を背負っているのは、もちろんフランス軍を現わすのだろう。 仮面をかぶり、その衣裳もいろいろ。刺繍や羽飾りなど大変凝った手をかけた衣裳である。

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カーニバルは、キリスト教の祭りであるが、もともと、先スペイン時代、先住民は、彼らの神、雨神や戦いの神を祭った。 その彼らの元々の神を祭った祭りがキリスト教の祭りと混同、すりかえられて行った事もまた、事実であろう。

ウエホティンゴの村の一年で一番の大きなお祭りであるカーニバル。 カーニバルの数日間、村は、爆竹の煙や鉄砲の火薬の煙にもうもと包まれ、パレードの音楽は朝から夕方遅くまで鳴り響き、

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静かな田舎の村は、村中の人々が、全員参加の華やかさと賑やかさと、そして、ちょっと騒々しいけれど、村人みんなが主人公の祭りである。

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