フェリックス キャンデラの建築


建築について、何も分からない私がこの題名で書くのはおこがましい。
世界遺産になったメキシコの建築家ルイス バラガンの邸宅やバラガンの作品建築物同様にキャンデラの作品を、建築家やその道を勉強する学生などは、その作品を見るためだけに、
メキシコを訪問する。

何故なら、メキシコが生んだ偉大なる二人の建築家の作品である建築物は、ほとんどメキシコにあり、いや、メキシコしかないともいえるからだ。

建築家や建築に興味を持つ人だけでなく、私のような、何も知らない建築無知でも、その建築物を見ると、感動する。
だから、建築家でなくっても、別に建築にそれほど関心がなくっても、もし美しいものに心引かれるんだったら、メキシコを訪れる機会に、ちょっとだけ訪れてみても、けっして損はないものとして、
このキャンデラの作った教会などを紹介したい。

キャンデラというと、HPシェル構造建築の大家という。
そのHpシェル構造とは?
説明の受け売りであるが、双曲方物面とも呼ばれるもので、縦に切ると放物線、横に切ると双曲線、45度に切ると直線という非常に合理的な形の曲面と。

シェルとは貝殻の事で、柱や梁もない曲面をつかって、つまりシェルの強さとは力が均等に配分されるという形態自体のもつ特徴を建築に応用する事である。

それで、キャンデラは、平均の厚さが4センチという薄いコンクリート板では驚異的な柱も梁もない曲面を使って巨大な貝のような建物を作り上げた。

かれは、数学がたいへん得意だったらしいが、コンピュータのない時代に、それを計算して、建築物を作り上げた。

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写真の説明 : メキシコ国立自治大学 宇宙線研究所 初めてHPシェル構造の建物を作る

教会の内部は、そのシェルの曲線と美しいステンドガラスで、荘厳な雰囲気を作り上げ、カトリックでもなく宗教心のない私でも、あっ!と思わせられた。

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写真の説明 :サン ビセンテ デ パウル礼拝堂 この形は昔の修道女がかぶた帽子の形がモデルとか。

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写真の説明 :サン ビセンテ デ パウル礼拝堂 内部

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写真の説明 : サン アントニオ デ ラス ウエルタサ教会 内部

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写真の説明 :サンタ モニカ教会 内部、一本の祭壇のところの60度に傾いた柱がなんとも不思議な雰囲気を作っている。

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写真の説明 : ヌエストラ セニョーラ デ ラ  ソレダー教会

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写真の説明 : ヌエストラ セニョーラ デ ラ  ソレダー教会  内部

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写真の説明 : ビルヘン ミラグロサ 教会

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写真の説明 : ビルヘン ミラグロサ 教会 内部

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写真の説明 : ソチミルコのレストラン

ある人が言った。
キャンデラの建築物もバラガンの建築物と同様に、世界遺産の価値がある。
かれは、メキシコ生まれでなく、スペインからスペインの市民戦争の時、メキシコに亡命して来た人で、残念な事に世界遺産申請がされていないと。

そうのうち世界遺産に登録されるかも?
そしたら、今のように、教会で、誰でも入れるのが、ルイス バラガンの建築物のように、写真も禁止、予約が必要、入場料も取られるなあ~んて事になるかも?

いや、教会と個人の住宅の違いがあるから、それはないかあ?

でも、教会を見学する時、そのエチケットは心得るべきである。
教会は人々がお祈りをしているところである。
建物に興味があるからといって、その場にいる人々を無視して、フラッシュなどバシャバシャたいたり、教会内部を闊歩するような事は慎むべきである。

追記
教会は、午後1時くらいから、4時か5時くらいまで、ドアが閉じるところが多いので、できたら午前中に訪ねるのがいい。

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