独立戦争の発祥の地 ドローレス イダルゴ


ドローレス イダルゴは小さな町である。15分も歩けば、町を歩き抜けるられるだろう。 だが、そんな小さな田舎町でも、メキシコ人ならば誰でも知っている名前の町である。

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写真の説明 : ドロレス イダルゴの夕暮れの街並み

そう、そこは、メキシコ人にとって、独立の起点の町であるのだ。 独立の父と言われるイダルゴ神父が、1810年、9月16日早朝に、その教会の鐘を打ち鳴らした。

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写真の説明 :イダルゴ神父が叩いた鐘

そして、教会で、イダルゴ神父は独立を訴えた。 イダルゴ神父の独立の訴えに賛同した大衆が、怒涛の独立戦争に加わって行った。

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写真の説明 : 独立戦争の様子を描いた壁画。 ドロレス イダルゴの町の役所

今年は2009年、そして、メキシコの国道などを走っていくと色んなところに「2010年 独立の道」の看板を見かける。 2010年の独立200年祭の記念のための看板である。 独立の英雄、イダルゴやモレロスなどが、独立の熱望を持った大衆を引き連れ通っていったであろう道。

この小さな町で始まった独立戦争はたちまちメキシコ中に広まっていったのだ。 300年という長い長い植民の時代、虐げられた人々の怒りが爆発したのだ。

メキシコ人にとって独立記念日は、もっとも記念すべき祝うべき祭日である。

ドローレス イダルゴは、独立の発祥の地である事を除けば、何処にでもあるメキシコの田舎町である。

そこまで観光でゆくのは、独立戦争の軌道をたどってみようという人や修学旅行の学校の子供達くらいかもしれない。

見るべきものがこれと言ってある訳ではないが、私も一人旅の宿を、ここに取った。 数軒の小さなホテルがあった。

どうという事のない小さな町であるが、200年前の出来事に思いを馳せて、広場のベンチに座り、イダルゴ神父の銅像を眺めてみた。

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写真の説明 : 広場に立つイダルゴ神父の銅像と独立の鐘が叩かれた町の教会。

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写真の説明 : イダルゴ神父が独立を訴えた同じ教会で、神父さんの話を熱心に聴く人々。神父さんはしきりに説教をしていた。             夜まで、町の人々は、広場で繕いでいた。 広場の音楽堂で、愛の歌う人。それを聴く人。

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写真の説明 : 夜の街の広場

そこに、200年目の歳月が静かに流れていたのだろう。

 

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