エコーツアーそして、ラカンドン族の今は。。。


マヤの末裔であり、最後まで、チャパスの密林に西洋文化と接触もほとんどなく、20世紀まで過ごしてきたラカンドン族。
昔ながらの生活をし、長髪で、白い冠頭衣を着た少数民族。300人くらいの民族はいつか滅亡するだろうと言われていた。
パレンケなどの遺跡にやって来て、槍や彼らの民芸品を観光客に売っているラカンドン族。

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ラカンドンの住む地区の近辺は、70~80mの高い木が生える密林ジャングル地帯で自然保護地区である。

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その自然保護地区を守り、又、ラカンドン族の自活の方策として、観光客に密林ジャングルを案内するエコーツアーを行い、
また、特に、ボナンパック遺跡へたどり着く最後の10キロほどの道程は、ラカンドン地区という建前の元に観光の車も個人の車も
そこは強制的に高めの料金を払い、ラカンドンの運営する車に乗らなければならないということになっている。

そんな訳で、ラカンドンの人々は、観光で結構潤っているらしい。

多分10年から20年前と、今では彼らの生活はだいぶ違っているのであろう。

チャパスを旅して彼らが行うエコーツアーに参加し、彼らの経営するバンガローに一泊した。

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写真の説明 : バンガロー

そのラカンドンの村は、メキシコの田舎の何処にでもある村と変わらない村で、いやメキシコのインディヘナの村としては、むしろ
豊かな村で、家の前には、結構新しい車が置かれ、子供たちは自転車に乗っていた。

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写真の説明 : 車を持つラカンドンの家も多いようだった。

例の長髪に白い冠頭衣を着ている人は、ちらちらいるが、ほとんど多くの人は普通の洋服で、普通の髪をしている。
むしろ、観光向けにその仕事をする人や遺跡に来る観光客に商売する人や子供たちが、また少数の年配の人たちだけが、
彼らのトレードマークである伝統的長髪で、冠頭衣を着ているように見受けられた。
冠頭衣も今は白だけでなく、カラフルな普通の布の物を着ている子供や人も多い。

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写真の説明 :観光客に民芸品などを売るラカンドンの子供たち。

エコーツアーは、朝の9時から4時間ほど密林を歩き、植物の観察をし、密林ジャングルやそこを流れる川や滝の自然を
楽しむツアーである。

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動物は、この密林でサル、鹿、南国の鳥などが、しかも、ジャガーさえいるのであろうが、昼間はあまりお目にかかれないらしい。
鳥は、もっと早朝がいいそうだし。

残念ながらお目にかかれたのは、この時期、やたらと姦しいセミ、せっせと働く、葉を運ぶ葉切蟻、そして一匹の蛙、一羽のハチドリ、トカゲくらいかあ。

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写真の説明 : 葉切蟻が葉を切り巣に運ぶ。

だが、歩けども歩けどもの一面の深い深い密林ジャングル、木漏れ日が高い木々のわずかな空間から差し込む緑のジャングル。
ジャングルから生まれた清流に足をつけると、ひんやりと、本当に癒される気がした。

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