ヨルダン司教の橋

02 4月
2011年4月2日

晴れた日曜日の昼下がり、ふらっと散歩に出かけてみましたのはポズナニの中の島。地図を見て頂くと分かると思いますが、ポズナニって、ポーランドの内陸部です。内陸部に島ってネーミングはちょっと思いっきりがよすぎるんじゃないの、と隣のポーランド人に聞いてみますと、これが島と呼ばれる由縁は町を流れる川がこの地点で2本に別れ、また合流するため確かに陸の孤島(というのは大げさかも)状態になっているからだそうです。

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橋の片側

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こちらは橋の反対側

現在「ヨルダン司教の橋」と呼ばれているこの場所は、中世の頃から東西への通り道として知られていたそうですが、19世紀の中ごろには木造の橋がかけられ、東のワルシャワなどからポズナニの中に入れる一般市民のための唯一の通路だったそうです。20世紀の頭に鉄筋構造の橋になったそうですが、どうも設計の段階で欠陥があったそうで、その橋はすぐ解体ということになりました。
しかしですね、ここに通り道がないのはやはり不便だったようで、第2次世界大戦後に、暫定的に再び木造の橋(!)を架けまして、それが1969年まで利用されていたそうです。
で、その後再び現在のような鉄筋の橋になったのかと思いきや・・・なんと、木造の橋を解体した後、さまざまな障害で結局つい数年前までここに橋がなかったそうなんです。もちろん、その間、外回りの別の道ができていましたので特に必要はなかったのでしょうが、歴史的には1000年以上利用されてきた道が閉ざされた、というところでしょうか。

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橋の手すりの下にジャラジャラしたものがついています。何かと思えば…

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恋のおまじないの『鍵』のようです!どうも、願掛けをするスポットにもなっているようです。

そして現在あるこの橋が開通したのが2007年の11月。全く最近のことですね。どうしても経済上必要な橋だったわけでもないからでしょうか、この橋は歩行者と自転車のみ通行可能になっています。ですので、日曜日の午後などは、親子やカップルが散歩する人気スポットともなっております。

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