変化を楽しむベトナムの街
ここ1ヶ月ほど日本行ったり、ホーチミン行ったり
ハノイ行ったりとドタバタしていたため、
あまりダナンでゆっくりする時間がなく、慌しい日々を過ごしていました。 続きを読む →
ここ1ヶ月ほど日本行ったり、ホーチミン行ったり
ハノイ行ったりとドタバタしていたため、
あまりダナンでゆっくりする時間がなく、慌しい日々を過ごしていました。 続きを読む →
2月20日ダナンにある民間日本語学校さくら日本語センターの中に
さくらフレンズカフェがオープンしました。
このカフェが始まったきっかけは「婦人民主クラブふぇみん」という団体が
ダナンに生活困難な子どもたちの施設「希望の村」を支援し始めたことからがスタート。
※希望の村設立者は前に紹介したレ・リ・ヘイスリップさん。
その支援も始まってから15年が経ち、日本人駐在員をダナンにおいての
本格的な自立支援も既に5年間が経っています。
そんな中、希望の村の子どもたちは
高校を卒業した時点で施設を出て行く必要があるため、
生活費、高等教育を受けるための学費、
就業先を見つけることが困難であるという問題があります。
その問題を解決するための1つの手段として、カフェ経営を行い、
それによって雇用が生まれ、そしてベトナムと日本の交流が
より活発になる場ができればという想いからふぇみんの日本人有志が
集まりカフェプロジェクトがスタートしました。
カフェオープンの当日、入り口には多くの花が飾られていました。
この奥に入ると日本的な中庭があり、バイクの喧騒を
少しだけ忘れさせてくれる空間に入ります。
カフェ内には多くの若いベトナム人で賑わい、
おそらく多くの人はさくら日本語センターで
日本語を勉強している人たち。
木目調の内装がなんとも雰囲気がいいです。
そしてなんと畳スペースで漫画読みながらゴロゴロできる!
日本語の小説やマンガなど本が多数置いてある
ライブラリとしても活用できます。
ここを使って打ち合わせはもちろんのこと
勉強会やイベントを行う場としても活躍しそうです。
次に飲食メニューですが、あまりダナンでは
お目にかかれないクレープがあります。
実は甘党の私にはたまらない一品。。
2個は軽くいけそうな勢いでした。
日本語学校の中にあるという設定もあり、
ベトナム人と日本人の交流の場にもなってほしいという想いから
ベトナム人の学生さんたちも気軽に来れるような値段になっているため
日本人旅行者にとっては非常にリーズナブルです。
私が座った席は外側の中庭を眺めながら
ゆったりとした時間を味わえる特等席。
BGMに日本の音楽が流れるときもあり、
店内からは日本語とベトナム語で交流する声が聞こえ、
日本の本が読める場所。
旅行者よりもベトナム人よりも私達日本人在住者の方が
このような場所を求めていたかもしれないなぁと
感じたさくらフレンズカフェでした。
メリークリスマス。新年明けましておめでとうございます。
と2つの一大行事が終わり、仕事が忙しくなり始める今日この頃ですが
ベトナムはこれからテト休み(旧正月休み)に突入です。
ご参考までにテト絡みのニュース記事をいくつか紹介すると・・・
・ハノイ2011年旧暦大晦日、市内29か所で花火
・テト向け帰省チケット販売開始でバスターミナル混乱
・工業団地のATM、ボーナス引き出しで長蛇の列
・2011年テト休暇、公務員は31日から8連休に
・テト休暇後も工場に戻らない労働者
などのように12月末のクリスマスから始まりテト休みが終わる
2月中旬ぐらいまでのベトナムはどこか浮き足だっており、
ほとんど仕事にならない+テト明けには職場に戻って来ないこともある
にぎやかなシーズンなのです。
そんなにぎやかさを体感するために自分の買い物も兼ねて
スーパーマーケットまで行ってみるとテト休みに向けての
大売出しって感じになっております。
下の写真のようにお酒やお菓子などを
まとめたパッケージがたくさん売り出されています。
またもや七福神さんのようなキャラクターが・・・
今度はえらくかわいい感じになっております。
そして今回一番の驚きは・・・
招き猫。そして下の広告を見るに
「2011年猫年。幸福を呼ぶ日本の猫」
みたいなキャッチコピーが書かれています。
これが一体どういうことなのかというと日本の十二支の中では、
「子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥」
となっているため猫年なんて存在しません。
しかししかし、ここにはベトナム語で猫年と書いているのです。
うーん。。と思いながらウェブサイトを見ていたら・・・
『チベット・タイ・ベトナムでは、日本で言う「うさぎ年」は「猫年」』
という記事を見つけました!
どうやら世界各国に十二支のようなものはあるようですが、
微妙に動物が違ったりしているようです。
調べたところベトナムは、
「ねずみ、水牛、虎、猫、龍、蛇、馬、山羊、猿、鶏、犬、豚」
となっているため、「卯」のうさぎが猫に変化し、
あの広告そして猫年にあやかって招き猫が売られていたということが
わかってとても勉強になりました。
ついでにいうと「亥」については、むしろ日本が特殊であり、
他国では豚のほうが多いようです。
というのも中国語で「猪」という単語は一般的に豚を意味するのだとか。
他にもモンゴルは虎が豹、アラビアは辰がワニになったり、
様々な違いがある中でロシアは日本と同じ十二支だそうです。
そんなちょっと不思議な世界の常識、当たり前の違いを
楽しむことが海外の楽しさだなぁとひょんなことから感じれた
ベトナムのテト休み前でした。
以前の記事でダナン→ホイアンまでのビーチ沿いが
今すごい勢いでリゾート開発を進めているということをご紹介しました。
そんなビーチ沿いを走っているとベトナム戦争時代のなごりである
アメリカ軍の格納庫ならびに滑走路があります。
今、この反対側には大きな5つ星ホテルとカジノが建てられており、
リゾート開発によって、きれいな街になっていくのはいいことですが
その街で起きた歴史の足跡が全てなくならないことを祈りたいです。
さて、本日は戦争絡みでベトナム戦争にまつわる映画とNGOをご紹介。
まずは「天と地」という映画。この映画は今も実在する
レ・リー・ヘイスリップさんの人生を描いた作品です。
以下アマゾンから紹介文をちょっと抜粋。
———————————-
ベトナム戦争が勃発すると同時に、レ・リーの運命と呼ぶには
あまりにも壮絶な戦いが始まった。二重スパイ容疑による残忍な拷問、
仲間からの非常なレイプ。 村から逃亡したレ・リーは、
サイゴンで不倫の恋に落ち、妊娠、出産する。
子供を抱えて生きるレ・リーの前に、米海兵隊のスティーブ・バトラーが現れる。
ス ティーブはレ・リーにとって希望の灯だったのだが。
「プラトーン」「7月4日に生まれて」にてアカデミー賞を
受賞したオリバー・ストーン監督が前2作に続き、
世に問うベトナム戦争3部作。
———————————-
こういった映画を見た後に来るベトナムと
見ないで来るベトナムきっと大きく見え方が違ってくると
思うので、ぜひおすすめしたい作品です。
そして今、レ・リー・ヘイスリップさんは
社会貢献活動を積極的に行っており、ダナンで
Global Village FoundationというNGO団体を設立し、活動しています。
活動内容は寄付による学校建設、図書室建設などの教育活動を
行なっている団体で、中でもユニークなのが
移動図書館プロジェクトという活動。
こんな木箱の中に・・・・
たくさん本が入っており、
それを本が不足している学校に持って行くと・・・
ワシャーっと子ども達が集まってきます。
そして一定期間、その学校に貸して
また違う学校に持っていくという流れです。
僕がこの活動に参加した時は寄付者も
外国からやってきており、自分が寄付したお金が
実際どのように使われているかわかるという安心感と
目の前で夢中になって本を読む子供たちの姿に満たされる
と言っていました。
リゾートや世界遺産など楽しむベトナム。
戦争や歴史から何かを感じ学ぶベトナム。
様々なベトナムを楽しむためにも
まずは映画をご覧になってみてください。
電車(近距離)・地下鉄などの交通網が無いホーチミンでは、
バスやバイクが庶民の足となっています。
セオムと呼ばれるタクシーのバイク版。
バイクの利用が多いベトナムならではのサービスです。
人通りの多い交差点やデパートの前などでバイクに乗っている一見普通のおじさん。
青い色のシャツがバイクタクシーの印です。(注*青い色のシャツを着ていない人もいます)
料金は交渉制、行きたい場所を伝えて料金交渉をします。
タクシーで行く場合の料金の半額くらいで交渉出来れば、概ね交渉成功です!
庶民の足2つめ、市バスです。
黄緑とクリーム色のボディのバスをあちこちで見かけることが出来ると思います。
料金はどこまでのっても一律の3000ドン
後ろの口から乗って、着席すると、程なく車掌が近づいてきて集金します。
チケットを引き換えにくれますのでこちらは下車するまで大切に持っておきます。
多くのバスはベンタン市場を発着としています。
(バスの番号表はこちら↓でも確認出来ます)
http://www.buyttphcm.com.vn/CSHT_Tram.aspx
旧正月が明けてから、街中のあちこちでライオンダンスが行われていました。
日本でいうと獅子舞です。
色々な踊りがあるようですが、曲芸みたいなちょっと危険なアクションもしていました。
この獅子舞、ベトナムではmua lan(ムア・ラン)と呼ばれ、直訳すると麒麟の舞。
ドラゴンの様に長いのもいれば、どうみても獅子でしょうというものもいて
何だかごちゃごちゃなのですが、とにかく福が来るという意味で、新年やお店の開店時などの機会に来てもらいます。
何度か見かける機会はあったのですが、予告なしに現れるのでいつも写真に事が収めることが出来ず、歯がゆい思いをしていたところ、グットタイミングで出会うことが出来ました。
とてもラッキーな気分になりました。
旧正月や中秋の名月の時期には、ホテルのロビーなどでも出会えることがあります。
年中暑いベトナムで、朝も夜もたくさんの人で溢れる野外カフェ。
みんな何をするでもなく朝はコーヒーを飲み、夜はビールを飲んだり。。。
なぜか野外カフェは、車やバイクが走っているのを眺める場所が多いのです。
特に、交通量の多いところ、それも交差点や、5差路などはカフェ激戦区になっています。
多くの店のメニューは飲み物のみで、その他の食べ物はありませんが、食べ物を売り歩く商人が近づいてきたりするので、お腹が空いていても事欠きません。
最近は中心部におしゃれなカフェなども増え、価格を見ると大体日本とそれほど変わらなかったりしてビックリしたりしまが、野外カフェは安く、大体5000ドン(25円)くらいでコーヒーが飲めるのです。
そういえば、ベトナムでは、何をするにも「野外で」というのが多いことです。
道端でレストランをやっていたり、その調理も道端でやっていたりします。
また、ネイル屋さんも、道端で簡易椅子みたいなものに座って営業してますし、野外床屋さんもあります。
雨季のシーズンは、突然の雨も頻繁にありますので、大変だろうなぁと思いますが、それでもベトナム人の野外精神は
消えないみたいです。朝晩は家の中より涼しくてすごしやすいそうです。
ベトナム人の特性として、修理がとても上手、そして気に入っているものや
大切なものは何度でも修理して使うという習慣があります。
最も日本も昔はそうだったでしょうし、今もそうされている方も沢山いるらっしゃいますが、
私個人としては、新しいものを買うより修理代の方が高い為、泣く泣く新しいものを
買っていたことの方が多かったと思います。
ところがベトナムに来てからは修理代が安いので、色々なものを直して使うようになりました。
以前、音楽プレーヤー(MP3)が壊れてしまい、丁度買ってから1年くらい経っていたので
保証も効かず、販売元のメーカーに問い合わせをしたら「修理に2万円かかります、新しい同じものを
買った方が安いですよ」と言われたことがありました。
その時壊れていたのはholdロックを掛けるためのスライドスイッチが動かなくなっただけだったので、
ロックさえ外せればその機能を除いては通常通り使えるはずなのに。。。と、とても歯がゆい思いをして放置していた
ものがありました。
それをベトナムにある電気修理屋さんに持っていったところ、1500円ですぐに直してくれて、
現在では何の支障も無く使っています。
その他私がよく直して使うことが多いのは靴類です。
お気に入りの靴で、ヒールが磨り減ってしまったり、折れてしまったり、その部分だけ直せば充分履けるものって
結構あると思います。日本でも駅中に修理屋さんがありますが、ベトナムはこれまた格安できちんと直して
くれます。ヒールの付け替えでも20000ドン(約100円)くらい、底裏の補修くらいであれば10000ドン(50円)くらいでやってくれます。
街中にも沢山直す人が座っていますので、もし履いている靴にトラブルがあれば
声をかけてみましょう。