「ベトナム/料理に大活躍のライム」

30 10月
2008年10月30日

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市場にライムを買いに行くときは、果物屋ではなく八百屋を探そう。
ベトナムで売られているライムは「ジャコウライム」という種類で、
ベトナム語ではChanh(北:チャン、南:チャィン)という。
ライチよりスダチに近いかもしれない。
八百屋で売られているのは、調味料として活躍することが多いからだ。
鶏肉やエビを食べると、塩コショウと一緒にこのChanhが出てくる。
絞って塩コショウと混ぜ、鶏肉やエビにつけて食べるとさっぱりとしておいしく、
さわやかな香りが食をすすめてくれる。
またベトナム料理に欠かせないヌックマムベースのタレNuoc Cham(ヌゥックチャム)を
作るのに、このChanhは欠かせない。
ヌックマムは魚醤のこと。
「タイのナンプラーとおんなじでめちゃめちゃ臭いもの」と敬遠してしまいそうだが、
「これはヌックマムベースのタレなんだよ」と言うとみなびっくりする。
Chanhのおかげなのか臭みはなく、さわやかな調味料に生まれ変わっている。

Chanhはもちろん調味料だけではなく、ジュースに絞って飲むことも多い。
南部でDa chanh(ダーチャン、Daは氷、つまりライム氷)と注文すると、
ライムを搾ったジュースが出てくる。
(中北部ではNuoc chanh da、ヌゥックチャンダー)
Soda chanh(ソーダチャン、つまりライムソーダ)と頼むと、氷がたっぷり入ったグラスとは別に、
もう一つ砂糖の入ったグラスと、半分に切ったライムが出てきて、
どうやっていいんだか戸惑ってしまう人もいるだろう。
砂糖の入ったグラスにライムを搾り、そこにソーダを入れて、
かき混ぜて自分好みに砂糖を溶かしてから氷の入ったグラスに注ぐ。
氷の入ったグラスに砂糖が入ったものが出てきた時は、そのグラスに直接ライムを搾って
ソーダを注いで、適度にかき混ぜるだけでよい。

寒い(?)時はNuoc chanh nong(ヌゥックチャンノン、ホットライム)にして飲むことも多い。
日本で言うホットレモネードといったところか。
風邪をひいたときにはちょうどよいが、それだけでなく、
南部の暑い場所を旅行するとついつい冷たい飲み物ばかり飲んでしまうもの。
冷たいものばかりだと内臓が疲れてお腹も壊しやすくなる。
時にはあたたかい飲み物でほっと一息つきましょう。

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