フエ外国語大学までの道
ベトナム中部は世界遺産が集中しており、
ホイアン、ミーソン遺跡、
フォンニャ・ケバン国立公園、そして今回紹介するフエだ。
フエはハノイやホーチミンとは違って都市化が
進められているわけではなく、
ゆったりとした時の流れを感じられ、
しばしば日本の京都、奈良などと例えられることがある街です。
少し前にそんなフエで働く友人を訪れるため、
ダナンから約3時間バスに揺られながらやってきました。
彼が働く場所はフエ外国語大学。そこで日本語教師として活躍しています。
じゃあ実際に大学まで行ってみようということになり、
自転車をレンタルして大学まで走ることに。
大学までの道はまだ整備されておらず、
でこぼこな地面の振動で尻が痛くなる。
このような道を大学生たちはいつも行き来するのだと思うと
凄いなぁと大変だなぁが入り混じった感情になる。
強い日差しの中走ること約10分、フエ外国語大学に到着。
大学の後ろには山が見えます。
そして牛・・・!
私の母校近辺も猪が山から下ってきたりしていましたが
大学ってへんぴな場所にあることが多いですね。。
大学のすぐ隣には学生寮がある。
ベランダに干された洗濯物を見ると彼らの生活を
少し垣間見れた気がしてなんか新鮮でした。
当たり前過ぎることで恐縮ですが、
みんなこの国で生きて日々生活をしている。
僕自身ベトナムに住んでいても限られた場所を行き来することが
大半であり、そういった場所はたいていの場合、
いわゆる外国人が生活するエリアのため、
本当にその地で生活している人たちの水準とは少し違うと思う。
大学の周りには特別見物になるような景色も何もない。
でもそこにこそ彼らの等身大の生活があり、
みんなが行くような観光スポットでは体験できない
ベトナムに触れられるのではないだろうか。
聞いたところによるとベトナム人が奨励される
外国語というものがあり、それが英語、フランス語、
ロシア語、日本語となっているようです。
そしてフエ外国語大学の学生は99%が
女性という何とも偏った男女比率・・・!
このような環境下で頑張って日本語を勉強している
学生たちと昼食を食べながら、流暢な日本語で話してくれる
学生もいれば、まだ学んだばかりの片言の日本語で
話しかけてくる学生もいてミニ合コンを楽しめたフエでした。
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