ヘルシンキの街へようこそ!
みなさんこんにちは。前回のブログに続き、今回はヘルシンキを紹介したいと思います。ヘルシンキの街並みや文化はロシアとスウェーデン両方の影響を受けています。例えばヘルシンキの港から見えるブロンズのオーソドックス教会をはじめ、多くのヘルシンキの古い建物はロシアの占領時代に建てられたものです。それから食べ物では、ロシアのピロシキと同じものをフィンランドでも食べています。でも前回のブログにも書いた通り道の名前はスウェーデン語とフィンランド語両方の名前がついていたり、また多くのフィンランド人はスウェーデン語を理解することができます。そして近年ではスウェーデンの企業の多くがフィンランドに進出しているため、ヘルシンキの街を歩くとストックホルムにあるお店を多く見かけます。このように二つの国の文化が交じり合ってヘルシンキの独自の雰囲気を作り出しています。
下の写真は港から見えるオーソドックス教会です。
ヘルシンキの街の中心地から港へ続いている大通りエスプラナーデンと呼ばれる通りには観光客が多く訪れます。この通りには多くのカフェやレストラン、お土産やさんが並んでいます。この辺りにはフィンランドで有名なチョコレート会社Fazerがカフェを出しています。このカフェはいつも人気で、ランチをしたり、チョコレートをお土産に買って帰ることもできます。ちなみにチョコレートのお茶も売っています。チョコレート茶というと変な感じがしますが、結構美味しいのでぜひ試してみてください。ランチにはサーモンのサラダやボルシチなどがお勧めです。
サーモンのサラダです。
Fazerのカフェの中です。
エスプラナーデンにはフィンランドの有名なブランド、iitala(イータラ)がお店を出しています。主にキャンドルホルダーやグラス、食器などを売っています。ムーミン関連のグッズも売っているので、ぜひ立ち寄って見てください。
イータラの特徴的な形のキャンドルホルダーです。
ムーミンの食器などもかわいいです。
北欧のモチーフが好きな方には、PENTIKというフィンランドのデザインのお店もお勧めです。シルバーの鹿のデザインのキャンドルホルダーが私のお気に入りです。背中の部分にある皿にろうそくを置いて灯すとシルバーの色がとても綺麗に見えます。
その他にも、Kankurin Tupaという、とても可愛らしいフィンランド風の雑貨を売っているお店もエスプラナーデンにあります。クリスマスをモチーフとしたサンタクロースなどの雑貨が多かったですね。このお店で、トロール(?)が船に乗って魚釣りをしているデザインのキャンドルホルダーを見つけました。愛嬌があって可愛らしいですよね。
最後に、港の近くにはSaluhallen(サールハレン)と呼ばれる屋内のマーケットがあり、魚介類、肉、果物のお店、ベーカリーなどが並んでいます。またレストランなどもあり、特にお勧めなのが魚介類のスープを専門とした小さなレストラン、SOPPAKEITTIÖ (スープレストラン)です。8ユーロくらいですごく美味しい魚介類のスープが頂けます。ちなみにこのマーケットには寿司レストランもあります。
ヘルシンキはストックホルムより小さな街ですが、独特の雰囲気があって夏は特に素敵な街です。北欧を旅行する際にはぜひヘルシンキを訪れてください。