美しい夕陽と旧市街の思い出・ツーク

07 3月
2011年3月7日

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スイスの中心に位置するツーク。
小さいながらも外国企業が多数の支社を置く、国際的な街です。
街の歴史は古く、商業に重要なゴッタルドルートの分岐点に当たるため、中世からさまざまな貴族の支配下にありました。
旧市街には今でも古い街並みがたくさん残っています。
とても小さい街なので、急ぎ足でなく、じっくり建物を見て回ることができます。
ツークは日没が美しい街としても知られています。
湖のほとりを歩きながら、雪山をバックに美しい夕陽を堪能してみてはいかがでしょう。

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ツークのシンボルはこの時計塔Zytturm。
ここが旧市街への入り口になります。
高さ52mのこの塔は、昔は風を観測するために使われていました。
壁面に描かれた時計の下に、天文時計があるのが特徴。
下にはスイス各州の旗が描かれています。

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時計塔の向かいにあるのがコーリンプラッツKolinplatz。
中心には騎士コリンKolinの像が立った噴水があります。
昔に街を救った騎士と言われ、もう一つのツークの象徴となっています。

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塔の下トンネルをくぐると、旧市街に入ります。
いかにも欧州風の花屋や肉屋が、中世風の古い建物にマッチしています。

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ツーク旧市街の街並み散歩では、たくさんの美しい壁画の家々やしゃれたブティックを見つけることができます。
17世紀ころに建てられた古い劇場もそのままの姿を残しています。

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建物を良く見ると、建造された年が刻まれています。
1540年とはびっくり!
石造りの家の強度を感じますね。

ツークの旧市街は昔もっと広かったそうです。
しかし1435年と1887年に湖の増水で土砂崩れが起き、美しい旧市街の大半が崩壊してしまいました。
今残されている旧市街は、当時の面影を伝える重要な建造物ばかりです。

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時計塔のそばには、昔の市役所が残っています。
上部の階段のような装飾がとても印象的。
中にはツークで最高の味と言われる、スイス料理の高級レストランが入っています。

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旧市街を抜けるとツーク湖Zugerseeに出ます。
石畳の敷かれた広いスペースには、カフェのテラス席がたくさん。
夕陽の美しさを眺めながらドリンクを飲むには。
湖にむかって立つRestaurant Schiffの2階テラス席がおススメです。

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とは言っても。
日没にはまだ時間が早いので、もう少し散策してみます。
旧市街には行政関係の建物もたくさん立っています。
どれも中世風の街並みに溶け込むような、重々しくも美しい建物ばかり。

湖ぞいの散歩道をぬけて新市街方面に向かうと、市議会堂があります。
中世風の素敵な建物ですが、よく見ると前庭に記念碑があります。
これは2001年9月に市議会堂で乱射事件があった後に作られた慰霊碑です。
古い歴史的な建物も、こうして悲哀と喜びの歴史をいまだ重ね続けているのだと実感します。

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市議会堂の向かいには、中央郵便局があります。
中央に丸い屋根が乗った、重厚な建物。
思わず手紙を出しに行きたくなってしまいます。

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郵便局からまた旧市街方面に戻ってみます。
ツークの警察署を見つけました。
金文字が素敵です。
街の文書保存機関の入り口には、白地に青のツーク州旗が描かれています。

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カジノ前の坂道を上がると、粉の塔Pulverturmがあります。
16世紀に建てられ、火薬粉や武器の倉庫として使われていました。
周辺には、当時の城塞をしのばせる建物が残っています。

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粉の塔ぞいに坂道を登っていくと、鋭い尖塔が美しい聖オズワルド教会St.Oswaldkircheがあります。
後期ゴシック様式のこの建物は、内部もすっきりと優雅な雰囲気。
一見の価値ありなので、坂道もがんばって登りましょう!

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さて、ツークの旧市街散策も終わり。
気になるのは、美味しいもの…

ツークの名産はサクランボ。
サクランボのケーキ、キルシュトルテKirschtorteが有名です。
食べてみると、サクランボリキュールの効いた、スッキリと大人の味。
とても甘さ控えめで、さらっとしたケーキです。

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やっと日が落ちてきました。
湖に落ちて行く素晴らしい夕陽を眺めながら、中世の街並みに思いをはせるひとときです。

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